BenQ ScreenBar Haloレビュー|間接照明と無線リモコンが追加!

BenQ ScreenBar Halo レビュー 明るさ 照射範囲 間接照明モード 無線リモコン 比較

どうも、デスクワーカーの山頭火です。

在宅や会社のデスク環境を見直すなら、まずは明かり

目の疲れは姿勢や肩こりにもつながる疲労の元凶です。

ということで、このたびBenQの最新モニターライトScreenBar Haloを購入しました。

現代最強と言われるBenQ ScreenBarの

  • スペック
  • 明るさや操作感
  • 使ってわかった”気になるところ”

をレビューします。

これまで格安モニターライト "Seenda"を使って満足していましたが、本家BenQのScreenBarが『無線リモコン&間接照明』に対応したとのことで即購入!

数日使ってみてわかったメリット・デメリットを解説します。

今回追加されたバックライトの間接照明はかなり良い感じ

山頭火

ただ、正直に言えばもっと改善して欲しい点があります。価格を考えれば”最高だ!”とはまだ言えないかなぁ。

モニターライト自体の効果もわかるので”作業環境快適化”が気になっている方はぜひご覧ください。

BenQ ScreenBar Halo
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • モニターと間接照明の2役!
  • 光度500LUX、2700~6500Kのバリエーション
  • センサーによる自動調光は優秀で日中〜夜間もストレスなく移行できる
  • 調光範囲が広く、勉強や動画視聴など様々なシチュエーションに対応できる
  • ワイドモニター&曲面モニターにも対応可能
デメリット
  • 多機能なリモコンは慣れも必要
  • 間接照明はアイランド型デスクには不向き
  • 最高輝度の範囲は微増(+3cm)
タップできるもくじ

モニターライトとは?BenQ ScreenBar Haloのスペック・変わったところ

モニターライトの効果

パソコンの眼精疲労の対策にモニターライトは必須

モニターライトの先駆けであるBenQ ScreenBarシリーズ。

モニター上の空間を有効活用し、手元のスペースを確保して明るい作業環境を作る「コロナ禍の在宅ワークアイテム」で爆発的に浸透した新しい商品です。

山頭火

部屋の照明に背を向けていると手元は暗くなり”目に悪い”環境で作業することになります。私もこれが原因で疲れを感じていました。

BenQでは、アメリカのパソコン作業環境基準に合わせて『手元で500ルクスの明るさ』が得られるようモニターライトを開発しています。

PC環境は視野を500ルクスの明るさに保つことが大事

モニターの真上から光を降らせるため、目に直接入らずに手元を照らし、眼精疲労の原因となるモニターと手元の明るさの差を無くすことができます。

BenQより

BenQ ScreenBar の比較

ScreenBar
もっともシンプルで安価ながら自動調光あり、色調や明るさ範囲も高価版と同等でとてもコスパが良い。格安モニターライトとは比較にならないレベルで広範囲に明るいが、本体上のボタンをタッチして操作するのが面倒なのがデメリット。

ScreenBar Plus
ScreenBarに手元で操作できる有線ダイアル式リモコンが追加。

ScreenBar Halo
ライトが5cm長くなり500ルクスの照射範囲は+3cm大きくなった。背部には間接照明用ライトがあり『正面のみ/正面背部/背部のみ』の3パターンの発光モードを搭載。リモコンはワイヤレス化、タッチセンサーでおしゃれになった。アタッチメントを使うと曲面モニターにも使用可能。厚さ6cmまでのモニターにも使えるよう改良されている。

ScreenBarScreenBar
Plus
ScreenBar
Halo
デザインBenQ ScreenBarScreenBar PlusBenQ ScreenBar Halo
サイズ45cm x 9.0cm
x 9.2cm‎
45cm x 9.0cm
x 9.2cm
50cm x 9.5cm
x 9.7cm
重量0.53kg0.69kg0.8kg
価格税込11,900円15,900円18,900円
明るさ
直下45cm1000Lux
全範囲60×40cmが500ルクス
直下45cm1000Lux
全範囲60×40cmが500ルクス
直下45cm800Lux
全範囲63×40cmが500ルクス
色調範囲2,700〜6,500Kまで
8段階調整
2,700〜6,500Kまで
8段階調整
2,700〜6,500Kまで
8段階調整
自動調光
操作方法本体タッチ式有線リモコン
(ダイヤル式)
無線リモコン
(電池/タッチ式)
RF2.4GHz
間接照明
モード
××
電源入力5V 1A
USB port‎
5V 1A
USB port
5V 1.3A
USB port
対応モニター厚さ1cm〜3cm
曲面モニター非対応
厚さ1cm〜3cm
曲面モニター非対応
厚さ0.7cm〜6cm
曲面モニターは厚さ
1.6cm〜4.2cmに対応
BenQモニターライトの比較

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ScreenBar Haloレビュー

山頭火

実際にScreenBar Haloを使いながら機能を解説します

ScreenBar Halo 開封・外観をチェック

届いた箱はこんな感じ。ワイヤレス化をアピールしています

ScreenBar halo の箱

パカっと開けると本体とリモコンが登場

ScreenBar halo 開封

同梱物は以下

  • 本体
  • 無線リモコン(単4電池3本付属)
  • 曲面モニター用アタッチメント2つ
  • 取扱説明書
  • 保証書
ScreenBar halo 同梱物

サイズは、50cm×9.5cm、USBは取り外しできない一体型です

ScreenBar halo 長さ50cm
1つのUSBで2つのライトが使えるのは良いですね

モニターへ触れるところはクッション素材になっています

モニター接触部分にはクッションがあります

電源は一体化しているため取り外し不可

間接照明用バックライト
光をやさしく拡散するバックライト
ScreenBarHaloの仕様表
詳しい仕様はこちら:BenQより

無線リモコンは超おしゃれなガラス張り

ワイヤレスリモコンは機能選んでダイアルで強弱を調節する仕様です

ScreenBar halo の無線リモコンの説明
2.4GHzラジオ波で接続、ガラスの表面が実に美しい
ScreenBar halo 無線リモコン 重さ189g
重量は189gと小さいけどずっしりと安定感があります。

ScreenBarHaloのリモコンにはメモリー機能→♡が追加されています。フロントライト・バックライトの組み合わせで快適な環境を見つけたらこのボタンで即記録しておきましょう。

仕事を休んで ずっと触っていたい

リモコンのバッテリーはちょっと残念な”電池式”

ScreenBar halo リモコンは電池式
充電式が良かった…

リモコンはバッテリー持ちを良くするために常時接続ではありません。手をかざすとすぐに操作可能になりますが5秒でスリープは”ほぼ切れている状態”なので慣れるまで戸惑いました。

デザインはとても良く、絵文字ライトがフワッと浮き上がるのは気に入りました😋

公式の記載もなく、単4電池3本でどれくらいの期間バッテリーが持つのかわかりませんが、不意に電池を切らしたときに使えないのは不便だと思います(電池のストックをあまり置いていないので😅)。

僕が特にそう感じるのは、今使っているSeendaのモニターライト無線リモコンが安くてUSB充電式だからです。Haloはその4倍する高価なわりに残念な仕様と感じます。

seendaの無線リモコン
充電中も使えるseenda格安モニターライトのリモコンが理想的
山頭火

高級品なので完璧を求めてしまいます😅

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セッティング|対応ディスプレイとUSB電源

平面モニターなら厚さ0.7cm〜6cm。
曲面モニターは厚さ1.6cm〜4.2cmに対応
電源となるUSBは5V 1.3A以上が必要です。

サイズが大きくなり現存するほとんどのモニターディスプレイに対応可能になりました。

本体のセッティングはモニター上に掛けるだけ

後ろの重みでしっかりと固定されます(重力シャフト)

ベゼルにかかる部分は約4mm、完全なベゼルレスは画面にかかるので注意してください。

電源はモニターから取るのがスマート

筆者はUSB-AにtypeCコネクターをつけて使ってます

ディスプレイのUSB電力出力が足りず暗くなるようならスマホ充電器を使う必要があります。

充電器には必ず記載されています 最近の充電器なら余裕

先に発売されていた台湾版のセッティング動画です。中国語ですがなんとなくわかります😅

付属アタッチメントで曲面(湾曲)モニターにも対応

これまでのScreenBar モニターライトは曲面モニターに固定できませんでしたが、Haloはアタッチメントを使って厚さ1.6cm〜4.2cmの曲面モニターに使用できます。
ゲーミングや動画編集用のワイド曲面モニターに使えるモニターライトです。筆者は今は平面モニターですが、今後急にゲーミングに目覚める可能性もあるのでHaloを選ぶ動機になりました。

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色調調整・フリッカーフリー・角度調整

色調の幅は2,700〜6,500K(ケルビン)
心が落ち着く暖色系から、集中力が上がる青い冷色系まで、作業や使う時間帯に適した色合いを調整できます。

色調範囲は
2700K〜6500K

周囲が明るい昼間は白い光、夜間は暖かみのあるオレンジの光で心が落ち着きますね。

照射角度は35度の幅で調整できます。モニターの高さを変えても目に直接光が入らないように光の向きをコントロールできます。

下から見れば当然眩しいです
こんな眩しい光が直接目に入らないように工夫されています

ちなみにBenQのライトはチラつきの無い”フリッカーフリー&ブルーライトカット”が施されています。

山頭火

格安モニターライトとの違いはこの辺りの規格がしっかりとしているところですね。

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間接照明がいい感じ!気分が変わる3モードを搭載

前面フロントライトと背面バックライトを調節して好みの環境を作ることができます。

前面のみ点灯setting-BenQ-ScreenBar-Halo2

前面フロントライトのみの点灯は従来どおりのモニターライト機能です。
視野の中で明暗差がなくなり、目の疲れを軽減する効果があります。

バックライトのみ点灯-setting-BenQ-ScreenBar-Halo3

バックライトのみの点灯(間接照明モード)は作業中というよりもお部屋の雰囲気だしに使えるといった印象。気分に合わせて明るさが調整できます。

個人的には寝る時に使いたいのでタイマーがあればなお良いかなと思います

前後同時点灯setting-BenQ-ScreenBar-Halo1

バックライトとフロントライトを同時に点灯。手元も明るく、間接照明の効果でディスプレイが周囲に溶け込みます。
両方のライトが自動で調整されるためフロントライトのみに比べて手元は暗くなりますが、視野のなかで明暗差が減るため”モニターが見やすく”目の疲れが減ったように感じます。

ほのかな明かりがたまらないですね
山頭火

やはり同時点灯モードがいちばん気に入ってます。

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自動調光が優秀|常に”快適な500ルクス”をキープ

ScreenBar Haloの中央部分には周囲の光を感知する輝度センサーが内蔵されています。

ScreenBar Halo 輝度センサーが内蔵

オートモードではこのセンサーを使って、作業領域を理想的な500ルクスの明るさに自動調整

常に最適な明るさ!

特に夕方からパソコン作業をしていると周囲の明るさがどんどん変わっていきます。その時も設定をこまめに調整する必要がなく、常に500ルクスの最適な明るさをキープできるのが気に入りました。

山頭火

これがあればリモコンも要らないんじゃ?と思えるほど、手動でやるよりも見やすい明るさを提供してくれます。

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ScreenBar Haloレビュー まとめ|使ってわかったメリットとデメリット

Summary of ScreenBar Halo review

山頭火

という訳で、新作ScreenBar Haloには使ってわかったメリット・デメリットがありました。

BenQ ScreenBar Halo
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • モニターと間接照明の2役!
  • 光度500LUX、2700~6500Kのバリエーション
  • センサーによる自動調光は優秀で日中〜夜間もストレスなく移行できる
  • 調光範囲が広く、勉強や動画視聴など様々なシチュエーションに対応できる
デメリット
  • 多機能なリモコンは慣れも必要
  • 間接照明はアイランド型デスクには不向き
  • 最高輝度の範囲は微増(+3cm)

間接照明の雰囲気はめっちゃ良いし、無線リモコンも電池式だけどカッコ良くて気に入ってます。

なにより自動調光は神レベルで、リモコンを扱わなくても1日使える精度があります。格安モニターライトには絶対に無い機能なので日常的に使う道具として買って良かったと思っています。

18,900円~と、価格は確かに高いですが、この新機能だけでもScreenBar Plusとの価格差3000円の価値は十分あります。

注意点 明るさと照射範囲はほぼ変わらない

今、Haloが気になっている方で「500ルクスの範囲が広がるなら欲しい」と思っている方も多いと思います。

自分もそうですが、特に広いデスクを使っているなら「大型化したライト」が魅力的ですよね。

ここで注意すべきが、Haloはライトが+5cm大きく(長く)なった割には、500ルクスの照射範囲は3cmしか広くなっていないということ

しかも、間接照明モードではフロントライトの最高輝度が低くなる設計なので「より明るく広い」を望んで買ったら後悔します😅

公式ツイッターが発売前に「より広範囲!」と謳っていただけに

嘘ではないですが、もっと500ルクスの範囲が拡大されて欲しかったです😇

今でも十分に明るいけど、ちょっと期待しすぎました。

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