今年の Kindle Fire HD10は、アップグレード版のHD10 Plusと同時発売。
どちらも最高にコスパの良いタブレットで、選択肢が増えるのは嬉しい限り♪
でも
2つ種類があって違いがわからない!
と思っている方も多いはず。
このページでは、新しいFireタブレットの詳細と機能の違いについて解説します。迷っている方はぜひご覧ください。
ちなみに筆者はFire HD10 Plusを買いました。そのへんの理由もお伝えしますね。
さて、新しいKindle FireHD10シリーズ
まず、大きな違いは以下4つ↓
- 3000円高い
- ワイヤレス充電対応
- 処理性能が高い
- 手軽にスマートスピーカー・ディスプレイ化!
順に見てみましょう!
\実機レビューはこちら/
2021年版の変更点 明るく小型化・リモート会議最適化
今回の最新型Fire HD10シリーズでは
- 本体サイズが小型化
- 正面カメラ位置変更
- RAMが増量!
といった変更がありました。
CPUの処理速度などは前世代とは変わりませんが、小型化とマルチタスクに最適化されています。
画面サイズはそのまま、ベゼルを細くしてサイズダウン
まずデザイン面では、ディスプレイサイズはそのままでベゼルが細くなり全体的には小型化されています。
また、これまで縦置きで中央にきていたフロントカメラは、横置きで中央にくるように位置が変更されました。
ベゼルは余分なスペース、細くなったのは嬉しいですね。
正面カメラは横置きのテレワーク需要に合わせたものと思われます。
これまで横置きでカメラ位置が側面にあって視点がズレて見えていたので、地味に嬉しいアップデートです。
もっさり解消!RAMが150%増!
RAMは前世代から50%増え3GBを搭載(Plusは100%増の4GB)。
このため複数作業を同時に行うときのカクツキは格段に改善されています。
1万円台のタブレット端末では未だ2GBの製品も多く、3GBは2万円、4GBは3万円といった相場です。
Amazon専用とは言えRAM3GBの端末が16,000円はどう考えても安過ぎます。
Amazonなかなか頑張った
タイムセール対象!
Kindle Fire 10、Plusともに−5,000円の大幅値下げ中!今ならFire10の値段でPlusが買えちゃいます😆
何が違う?Fire HD10/Fire HD10 Plus スペック比較
✅ 本題のHD10/HD10Plusの違いについて見てみましょう
スペックを比較!赤文字は両者の違いです
Fire HD10 | Fire HD10 Plus | |
価格(税込) | ¥15,980~ | ¥18,980~ 充電スタンド付き ¥22,980 |
ディスプレイ サイズ | 10.1インチ 1080pフルHD | 10.1インチ 1080pフルHD |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
重さ | 456g | 468g |
CPU | 2.0GHz オクタコア | 2.0GHz オクタコア |
RAM | 3GB | 4GB |
容量 | 32/64GB | 32/64GB |
SDカード | 最大1TBの microSD | 最大1TBの microSD |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
カメラ | フロント(正面) 2メガピクセル リア(後面) 5メガピクセル | フロント(正面) 2メガピクセル リア(後面) 5メガピクセル |
USBタイプ | USB-TypeC(2.0) | USB-TypeC(2.0) |
ワイヤレス 充電 | × | ◎ Qi規格 |
Showモード | ○ | ◎ 置くだけで自動ON |
保証期間 | 1年間限定保証 | 1年間限定保証 |
本体カラー | ブラック デニム オリーブ | スレートのみ |
オーディオ | 3.5mmジャック 内蔵Dolby Atmos デュアルステレオ スピーカー | 3.5mmジャック 内蔵Dolby Atmos デュアルステレオ スピーカー |
Wi-Fi | 802.11a、b g、n、ac | 802.11a、b g、n、ac |
見ての通り、スペックはほとんど同じ。
しかし、この「赤文字のたった数項目」の違いが、購入後の使い勝手に大きく影響します。
結論を言うと『FireHD10』は普通のタブレットですが、『Fire HD10Plus』はタブレット+スマートスピーカーとして使うことができます
置くだけ簡単!Fire HD10Plusはワイヤレス充電対応|不具合あり販売停止中
【注意】初期不良のため販売停止中です
ワイヤレス充電スタンドは充電がブツブツ切れる不具合が多発しており、Amazonも問題を認識し現在は販売停止となっています。すでに購入した人には「改良版ができしだい連絡する」とのことです。この商品ページも検索では出てこないようになっていますね(~_~;)いつになるやら…。ただ、将来的にもワイヤレス充電ができるのはPlusだけです。
Fire HD10Plusはワイヤレス充電規格『Qi』に対応、スタンドに置くだけで充電されます。一方のFire HD10はUSB充電のみ、これまで通りコードに繋ぐ必要があります。
これが使い勝手がいいんです!
ワイヤレス充電はスマホで使っている方も多いと思いますが、これまでのコードを抜き差しするストレスから解放されるので使い勝手は飛躍的に良くなります。
スタンド型はYoutubeなど動画を見るのにも便利。
このワイヤレス充電スタンドはAnkerが製造しています。ワイヤレス充電『Qi』という規格で、iphone、バッテリーなど、お手持ちのワイヤレス充電製品もコイルの位置を合わせれば充電できます。
おかげでいつでも充電満タン♪
「置き場所」が決まっているのもいいよね
タイムセール対象品!
今ならFire10の値段でPlusが買えちゃいます😆
【便利すぎる】1台3役『タブレット』と『スマートスピーカー』をスムースに切り替え可能
KindleタブレットはAmazonのスマートアシスタントAlexaを搭載し、「アレクサ」と呼びかけると画面下が青く光りマイクが起動。いろいろな質問に答えてくれます。
たとえば
- 天気予報やニュースを知りたいとき
- キッチンタイマーや目覚ましをセットしたいとき
こんなときに大活躍。
さらに、HDシリーズは画面を常時表示するスマートディスプレイ機能:Showモードに対応。
Showモードと通常モードで出来ることは変わりません。しかし、天気や時計の表示が大きくなり遠くからでも見やすく、視認性が格段に良くなります。
今までなら、このShowモードへの切り替えは「設定」や「コントロールセンター」から行う必要がありました。新しいFire HD10 Plusでは、ワイヤレス充電器にセットするだけでShowモードがONになります。置くとスマートディスプレイ。取り外すとタブレット端末。という具合に1台で2役をこなします。
スピーカーはさすがにEchoシリーズに劣りますが、便利さではFire HDが優勝です。
うちでは子供の時間割を入力して使っています
動作サクサク!RAM3GBと4GBの違い
RAMとはシステムの作業領域のことです。よく机の広さに例えられます。
RAMが多ければ複数のアプリを起動しても動作に余裕があります。反対にRAMが足りないと動作が不安定になり、急にアプリがフリーズしたり、落ちる原因になります。
これまでのFire HD10はRAMを2GBしか搭載しておらず、レビューには
- すぐに落ちる!
- Kindle本もまともに読めない
といった言葉が並んでいる状態でした。しかし、今回HDは3GB、Plusなら4GBに強化されています。
タブレットやスマホの及第点レベルまでRAMが増やされ、作業はこれまでになくスムーズになりました。
実際の動作はこちらでレビューしています。
本を読んだり、動画を見たり、さまざまなサービスを楽しむためのAmazonタブレットなのでRAM強化は嬉しい限りですね。
この価格帯(2万円)では、RAMは3GBがほとんど。
それより安くて4GBを搭載するFire HD10 Plusがコスパに優れていることがわかります(CPUもFireの方が良い)
4GBのRAMはふつう3万円以上出さないと入手できません😅
画面分割など、新しい機能を使うにはRAMが多いほうが絶対良いです。
今後数年使うデバイスなので、Plusにするための”+3000円”は安い初期投資だと思います。
RAMの容量で、Fireタブレットはこれまで他の格安タブレットに押されていました。今回のアップデートで状況はかなり良くなりましたね♪
『Plus』を選んだ理由 まとめ
普通のFire HD10もコスパに優れた良いタブレットです。しかし、筆者は迷わずに『Plus+ワイヤレス充電スタンドセット』を購入しました。(注:充電スタンドは初期不良のため現在 販売停止中です。筆者も交換まち)
もともと同じHD10を愛用していたこともあって「もっとサクサク動いたら最高なのに」と思っていたので
たった3000円で+1GBは安すぎ!
と即買いに至ったわけです。(セットならちょっと安くなるし)
繰り返しになりますが、説明します
RAMは少しでも多い方が長く使える
新品の頃は動作がサクサクしてたスマホも、機能を増やしていくと動作がもっさりになります。そうなると当然買い替えをしたくなりますよね?RAMが1GB違うと当然、動作がサクサクな期間も長くなります。
せっかく安い本体なのに、買い替えのサイクルが短くなるとコストが相対的に高くなる。長期的にみると最初の+3000円でRAM4GBのPlusがコスパに優れた買い物になります。
ワイヤレス充電が便利すぎる
ワイヤレス充電はスマホで使っているのですが、もうこれ無しには戻れないほど便利すぎます。これから買うものは全てワイヤレス充電にして、そろそろコードの煩わしさから解放されたい。そう思っているのです。
ワイヤレス充電スタンドは、充電がブツブツ途切れる不具合があり改良品との交換まちですが、一応充電はできているので常にフルバッテリーな状態です。