Amazonが新しいKindlePaperwhite(11世代)を発売。
今回の新しいKindle Paperwhiteでは、IPX8等級の防水機能や8GBの大容量はそのままに、以下の4点が改良されています。
電子書籍を紙の本のように読める Paperwhite(ペーパーホワイト)は「本を読むことだけ」に特化したデバイス、本棚を持ち歩きたい読書家にとって最高の相棒
この投稿では、新しいKindle Paperwhiteの詳細やモデルの選び方についてご紹介します。
- Kindleの新作は何が変わった?
- シグニチャーエディションの違いって何?
- 広告のあり・なしはどう違う?
- カバーは必要?
疑問にサクッとお答えします。
Kindle歴8年のブロガー山頭火です。今まで防水機能以前のKindleで頑張ってきましたが、今年の冬は最新モデルでお風呂読書デビューができそうだと興奮しています。
第11世代 Kindle Paperwhiteのスペック|シグニチャーエディションとの違い
新しい11世代 KindlePaperwhiteは以下の点が改善され、より読書に集中できる端末となっています。
前モデルと並べてみると画面がかなり広がったのがわかりますね。表示される領域が広いとページ送りの手間も少なくなり、マンガも見やすくなります。
しかも、ページ送りは20%早くなっています。
白色と暖色系の調光ライト
これまでの白色ライトは睡眠前の刺激が強いのがデメリットでしたが、調光ライトになり暖色系の色合いが選べるようになりました。
寝る前は暖色系の明かりにして、目と脳を休めましょう。
USB-typeCにアップグレード!
充電端子はついにUSB TypeCになりました。
正直いって、前モデル唯一の欠点がMicroUSBでした。今では新しいデバイスのほとんどがタイプCなので使うコードが統一できます。
バッテリーは最大で10週間もつと発表されています。
高機能版シグニチャーエディションは大容量・ワイヤレス充電にも対応
同時に発売されるシグニチャーエディションは、容量が32GBに増量され、ワイヤレス充電と明るさの自動調整機能がついています。
32GBのストレージは、ファイルサイズが大きいマンガをたくさん入れておきたい方には嬉しいですね。一般的なマンガの場合は8GBで約110冊ですが、32GBでは約380冊にもなります。マンガは話が進むにつれ巻数がかさみます。マンガをよく読む方はより高容量モデルの方が無難です。
容量 | 8GB | 32GB |
小説・文字のみ | 約1,300冊 | 約5,700冊 |
マンガ | 約110冊 | 約380冊 |
雑誌 | 約40冊 | 約190冊 |
ワイヤレス充電に対応したのはKindleデバイスとして初めてで、専用スタンドも12月1日に発売されます。
ただ、Kindleはバッテリーの消費がとても少なく、普通に使っても1ヶ月間は充電の必要はまずありません。
その頻度のためにワイヤレス充電器が必要なのかは考えものです。
他のデバイスもワイヤレス化していて「コードを持ちたくない!」という方には良いかもしれません。
シグニチャーモデルはマンガを読む方や、ワイヤレス化を進めている方にもおすすめです。
✔︎ 新しいKindle Paperwhite/シグニチャーエディションのスペック詳細はこちら
モデル | 【NEW】 Kindle Paperwhite | 【NEW】 Kindle Paperwhite シグニチャーエディション |
価格 | ¥14,980 〜 | ¥19,980 〜 |
サイズ | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm |
ディスプレイ 解像度 | 6.8インチ 反射抑制スクリーン 300ppi | 6.8インチ 反射抑制スクリーン 300ppi |
容量 | 8GB | 32GB |
フロントライト | LED 17個 | LED 17個 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C ワイヤレス充電 |
防水機能 | ○ | ○ |
色調調節ライト | ○ | ○ |
明るさ 自動調整機能 | - | ○ |
購入特典 Kindle Unlimited | ○ | ○ |
カラー | ブラック | ブラック |
無印でも十分な読書体験ができます。
シグニチャーエディションは、すでにKindleライブラリーが大容量になっている方や、明るさ自動調整・ワイヤレス充電など、新機能に魅力を感じる方への高機能版という位置付けです。
広告ありなしの価格差は2,000円、どっちがいい?
ペーパーホワイトには広告あり・なしのモデルがあります。
(シグネチャーエディションは広告なしモデルのみ)
ペーパーホワイトの価格は「広告ありモデル」が¥14,980、「広告なしモデル」が¥16,980。
つまり、広告ありなしの価格差は2,000円です。
結構大きいですよね、広告はどれくらい出てくるの?
「広告ありモデル」でも、読書中は広告はいっさい出てきません。
広告が表示されるのは、1.スリープ画面 2.ホーム画面の下 です。
「2.ホーム画面の下に出る」は無視すればいいだけですが「1.スリープ画面」は上にスワイプして解除する手間が増えます。内容は主にアマゾンで閲覧した商品の広告が表示されますが、これらが気にならなければ「広告あり」で2000円を節約できます。
反対に『普段からネット広告が気になる!』『広告につられて浪費してしまう』『スワイプめんどい!』という方は「広告なし」を選んだ方が、長期的にみれば節約につながります。
Fireタブレットでは広告を非表示にすることができますが、Kindleでは非表示にする設定はありません。迷ったら広告なしをお勧めします。
Kindleにカバーやフィルムは必要?
Kindleにカバーは必要か、答えはYES.
過去の私は失敗しました。
筆者のKindleはカバーをしていなかったがために購入してすぐに傷がついてしまいました。Kindleの画面はガラスではなく透明な板のようなもので、割と簡単に写真のような傷が入ってしまいます。
ヒビが入るとライトの光で筋が入るので、すごく見にくいのです。
さらに今のモデルはベゼルとの段差もなくフラットなので、より画面が剥き出しの状態で危険。カバーは同時に購入するか、カバーなしで持ち出さないことをお勧めします。
Kindleには自分好みのカバーを着せるという楽しみもあります。
アマゾン純正のカバーや、サードパーティ製でおしゃれなデザインのカバーもたくさん発売されるので選ぶ楽しみもありますね。
今回のKindle Paperwhiteはサイズが前モデルと異なっているため、必ず「2021年モデル」や「第11世代」の記載を確認しましょう。
まとめ| KindlePaperwhite 3年ぶりのアップデート!
今回は3年ぶりに改良されたKindle Paperwhite11世代について情報をまとめました。
- 画面が6.8インチに大型化
- 白色と暖色系の切り替え可能な調光ライト
- USB-TypeC
- ページ送りが20%高速化
さらに、高機能版のシグニチャーエディションでは『自動明るさ調整』『ワイヤレス充電』『32GBの高容量』という違いがありました。
明るさの変更は地味にめんどうな作業なので自動調整はあった方が良いのと、マンガを揃えていくなら32GBがおすすめです。
Kindleデバイスは月一回のタイムセールでもかなり安くなるので、期待大ですね。
秋の夜長に読書が捗りそうです♪