↓公式の商品紹介でも高音質化が強調されています!
人気モデル「SOUNDPEATS Mini Pro」の音質・機能性をさらにアップグレードした上位モデル。CDを上回る高音質な音源として知られるハイレゾ音源の再生に対応し、CDの約6.5倍(※)の情報量があり、最大20Hz~40kHz(従来型コーデックは20Hz~20kHz)という広い再生帯域をカバーすることで、より原曲に近い音が聴けます。
https://jp.soundpeats.com/products/mini-pro-hs?_pos=1&_sid=d218aaeda&_ss=r
SOUNDPEATSから試聴機会をもらったのでレビューしていきます。
- 8000円未満でハイレゾ対応
- -40dbのANCと外音取り込みを完備
- マイクはノイズ除去が秀逸で会議もクリア
- 圧倒的コンパクト感
- LDAC対応のためaptX-Adaptive,aptXには非対応
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ここが違う!『Mini Pro HS』と通常モデル『Mini Pro』のスペックを比較!
Mini Pro HS | Mini Pro | |
---|---|---|
価格 税込 | ¥7,980 | ¥6,680 |
ハイレゾ再生 | 対応 | - |
対応コーデック | LDAC | AAC,SBCAAC,SBC aptX-Adaptive,aptX |
Bluetooth 通信範囲 | ver 5.2 10m | ver 5.2 10m |
ノイズキャンセリング 強度 | 40db | 35db |
ドライバー | 10mm ダイナミック ドライバー | 10mm ダイナミック ドライバー |
バッテリー 最大再生時間 | ・ 約8時間(ANC OFF) 約6時間(ANC ON) ・ケース充電込み 約28時間(ANC OFF) 約21時間(ANC ON) | 本体のみ・本体のみ 約7時間(ANC OFF) 約5時間(ANC ON) ・ケース充電込み 約25時間(ANC OFF) 約21時間(ANC ON) |
マイク性能 | 6基の通話用 高音質マイク内蔵 ENCでノイズ除去 | ノイズリダクション | cVc 8.0
防水規格 | IPX5 | IPX5 |
ゲーミングモード (低遅延モード) | あり | あり 60ms |
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ノイキャン性能以外で『Mini Pro HS』と『Mini Pro』の主な違いは対応コーデックです。
Mini Pro HSはLDAC形式を採用しワイヤレスハイレゾに正式対応しているのに対して、Mini Proの対応コーデックはクアルコムのaptX-Adaptiveです。
aptX-Adaptiveは高音質のaptX HDや低遅延のaptX LLなどが統一化されたもので新しく万能なコーデックです。状況によって使い分けられるのでaptX-Adaptiveが通信量以外でLDACに比べて劣っているということはないように思えます。
コーデックの他には、Mini Pro HSの方がANC性能がパワーアップしていたり、+1,300円分の価格差がスペックへ反映されていますね。
SOUNDPEATS Mini Pro HS 実機レビュー|ハイレゾ・ノイズキャンセリング・ゲーミング低遅延モードを試してみた
というわけで、手元に届いたSOUNDPEATS Mini Pro HSを開封しレビューします。
小型のケースはポケットに入れて持ち運んでも違和感がないレベル
他のワイヤレスイヤホン達と比較しても小さい!このメリットは大きいです。
小さいのにバッテリー持ちは8時間(ケース込みなら28時間)あるも凄い
ケースには金粉チックな模様が散りばめられています。
樹脂製なので傷を気にせず使えそう。
重たさはケース込みで38g、片耳で4.9gと軽量
普通の女性が着けるとこんな感じ。
小型ですが、耳から出る部分はそれなりにあります。
7,980円の価格でここまでできるのか、と感じる驚異的なコスパです。
さらにBlack Fridayセール中は最安価格:5985円
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音質はいわゆるドンシャリで重低音がしっかりしていて、高音の尖り感は否めませんが、価格以上の音であるのは確か。私には2万円台のイヤホン(Google Buds pro)と遜色ない音に感じます。
LDAC接続も安定していて、ハイレゾ再生も問題ありません(8000円未満でLDAC対応ってヤバい)。
普段聞いている2万円台のイヤホン達と同レベルの音楽体験ができたので「これまでの買い物は間違っていたの?」と、ちょっと焦ってしまいました。SOUNDPEATS恐るべしです。
また、ノイズキャンセリングにしても、歴代最高のノイズキャンセリングをもつBOSE QCⅡを10だとすればMini Pro HSは8ぐらいの強さで、BOSEが怖いくらいに音を消すことを考えれば十分すぎるノイキャン性能です。外音取り込みもあって外出先での集中と会話をイヤホンを着けたまま往復できます。
HS|ハイレゾ音源に対応
Mini Pro HSではコーデック形式LDACに対応することで、旧来のSBCより約3倍の情報量の通信によるハイレゾ音源の再生が可能になっています。ハイレゾ音源はCDを超えた音質なので、普段聞こえない音が聞こえたり、音質の改善が顕著。せっかくの音楽体験ならぜひとも導入したい音質レベルです。
ただ、LDACに非対応のデバイス(iphoneなど)ではハイレゾは聴けないのか?と言えばそうではありません。
日本オーディオ協会(JEITA)が定めているハイレゾ再生機器の定義は「40kHz(40,000Hz)以上の音域を再生できること」なので、LDACに対応していないデバイスとMini Pro HSを接続してもハイレゾ再生が可能となります。
「LDACはより高密度な音源を再生するときに役に立つ」といった印象ですね。
ACNとECNのハイブリッドノイズキャンセリングがパワーアップ
Mini Pro HSにはACN(アクティブノイズキャンセリング)とENC(エンバイロメントノイズキャンセリング)の2つのノイズキャンセリングが搭載されています。
両者の主な違いは、ACNは逆相の音を利用した周囲の雑音を打ち消す技術であり、ENCは交通機関の騒音や風の音などの環境音をカットする技術(通話時に役立つ)であることです。
Mini Pro HSのACN性能は-40dbで、Mini Proの-35dbより強化されていますね。
じっさいに使ってみてもエアコンの音や車の音などがかなり強力に打ち消されているのを感じました。BOSEのQC EarbudⅡを10点だとすれば、Mini Pro HSは8ぐらい。それくらい強いノイキャンが効いています。
ちなみに、ノイキャンモードで聞こえがちなホワイトノイズは「ほぼ無し」、聞こえません。普段使っているBOSEでは小さなホワイトノイズ聞こえるため、この点ではMini Pro HSの方が優秀に感じますね。
電話やリモート会議ではENCが役に立ち、外で気になる風切り音や雑踏音をカットしたクリアな音声通話ができます。
試しに通話機能を使ってみましたが、相手からも「問題なく聞き取りやすい」という意見でした。
【アプリ】聴力に合ったイイ音にカスタマイズ可能
SOUNDPEATSのアプリでは「電池残量の確認」や「ノイズキャンセリングモード変更」「イコライザー」「ゲームモード切り替え」「聴覚テスト」などが行えます。
聴覚レベルを検査して個人レベルで最適な音質に調整するアダプティブイコライザーも搭載。同じような機能は他社でもありますが、主にハイエンド機にしか搭載していないため、7,980円のMini Pro HSで実装しているのに驚きました。
SOUNDPEATSアプリはこちら
SOUNDPEATS
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無線でもゲーミング!低遅延モード搭載だけど?
専用アプリで「低遅延モード」をオンにすれば、ゲームに適した環境で再生が可能になります。通常モデルのMini Proでは遅延レベルが公表されていて60msでしたが、今回のMini Pro HSでは公表データが見当たりませんでした。
しかしながら、一般的なゲームプレイでは遅延が分からないレベルです。
音ゲーなどの遅延が致命的なゲーム以外なら、これで十分満足できるローレイテンシーレベルでしょう。
ただし、繰り返しますが、Mini Pro HSの低遅延モードの詳細は未だ明らかにされていません。ハッキリとした遅延は感じないものの、通常盤のMini Proとは違いaptX LLを採用していないので60msを下回ることはなさそうです。
もしハイレゾに興味がなく、確実な低遅延を望む場合はaptX LL対応のSOUNDPEATS Mini Proの方がおすすめです。
神がかったコスパ!同じ機能の他社製品と比べてみた
Mini Pro HSを選ぶメリットは『充実の機能がたったの79,80円で手に入ること』です。実機をレビューしてみて頭を抱えてしまいました。
今まで買ってきた3万円のイヤホン達は価格相応なのか???
どれだけコスパが良いのか、同等スペックのワイヤレスイヤホンと比較してました。
例えば、LDAC対応機種で調べてみれば、LDACの本家SONYのフラッグシップイヤホンWF-1000XM4が真っ先に出てきます。言わずと知れた高性能イヤホンなので価格は25000円と高価。正直比較対象ではありませんが一応。
次にAnkerの小型イヤホンAnker Soundcore Space A40。LDAC以外にもワイヤレス充電、マルチポイント接続などの機能があり、そのためか価格は約13000円とMini Pro HSのコスパに遠く及びません。
Mini Pro HSの他の機能(ゲーミングモード)を考えるとさらにコストパフォーマンスが良いのが分かりますね。
確かに、Mini Pro HSには「マルチポイント接続」や「ワイヤレス充電」など、省かれている機能もあります。
しかし、「ハイブランドにも劣らない高音質」「ワイヤレスハイレゾ」や「強力なノイズキャンセリング性能」「ゲーミングモード」などのメリットが上回っているのは見逃せません。
ワイヤレスイヤホンは今や色んなメーカーが多くの種類を出していますが、要らない機能にお金をかけるより、本当に必要だと思う機能がある製品を選ぶのが理想ですよね。
8,000円未満で買えるワイヤレスイヤホンの中では群を抜いてブランドが確立し、機能が充実しています。