こんにちは、ホームシアターが趣味なブロガーの山頭火です。
この投稿では、XGIMI の最新モバイルプロジェクター『XGIMI MoGo Pro +』について、従来の『MoGo Pro 』と何が違うのかを解説します。
この機種の登場でモバイルプロジェクターはXGIMI 一強時代となりました。パワフルな性能のすべてをお伝えします。
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『MoGoPro』と『MoGoPro+』を比較
✅ まずは全体のスペックを見てみましょう。
MoGo Pro | MoGo Pro+ | |
デザイン | ||
価格 | ¥69,800 | ¥80,080 |
搭載OS | Android TV 9.1 | Android TV 9.1 |
サイズ | 10.5 × 9.5×14.6 cm | 10.5 x 94.5 x 14.6 mm |
重さ | 900g | 900g |
投影方式 | DLP | DLP |
投影サイズ | 30-100 | 30-100 |
明るさ(輝度) | 300ANSI ルーメン | 300ANSI ルーメン |
解像度 | フルHD(1080p) | フルHD(1080p) ◎XVUEイメージエンジン搭載 |
コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 |
台形補正 | オート 垂直および水平方向に ±40度以上調整 水平方向は手動 | ◎ 垂直および水平方向に ±40度以上オート調整 手動も可 |
入力 | HDMI×1 USB2.0 ×2 | HDMI x 1 USB 2.0 x 1 |
操作 | Bluetoothリモコン スマホから | Bluetoothリモコン スマホから |
電源 | DC | DC |
バッテリー | 動画4時間再生 | 動画4時間再生 |
最大投射距離 | - | - |
自動フォーカス | ○ | ◎ 高速オートフォーカス |
Bluetooth スピーカーモード | ○ | ○ |
スピーカー オーディオ性能 | Harman-Kardon製 3Wx2基 Dolby対応 | Harman-Kardon製 3Wx2基 Dolby対応 |
HDR | HDR10 | HDR10 |
この中で主な共通点は以下
- 解像度:フルHD 1080p
- 最新Android TV 9.1搭載
- Harman-Kardonスピーカー
- HDR10で明暗のくっきりした映像
これらはXGIMI MoGoシリーズの特徴といえます。
基本性能をそのまま引き継いだカタチですね。
そして気になるPro+の進化した点は以下の5つ
- 外観
- 価格
- イメージエンジン
- 台形補正
- オートフォーカス速度
問題は、この5つの変更点に価格差1万円の価値はあるか、ですね
順に見てみましょう
『MoGoPro』と『MoGoPro+』 の違い
まず外観について、どちらもサイズは10.5 × 9.5×高さ14.6 cmと四角いカタチですが、ボディカラーは、MoGo Proが廉価版MoGoと同じシルバーカラーなのに対して、 MoGo Pro+のカラーはブラックとなっています。これは上位機種のHaloと同じでなかなか高級感があります。
機能的にも黒は優れています。というのも、プロジェクターは周囲を暗くして使うことが多いですが、このときに白っぽいシルバーはやや視界の邪魔になります。その点、Pro+の黒色は闇に溶け込むので気になりません。
もともと美しい本体の網目構造ですが、大人っぽい黒色は投影中も主張せずクールな雰囲気ですね。
最新イメージエンジン『XVUE』を搭載
XVUEエンジンはXGIMI社が独自に開発した最新の映像エンジンです。
ソフトウェアの能力で、同じ300ANSIルーメンでも色合いが鮮やかになり、ノイズカットでシャープな映像を楽しめるようになりました。
MoGo Pro+で初めて採用されており、ほかの上位機種にも搭載されていないためMoGo Pro+は10万円超えのHaloに劣らない映像を映し出すことができます。
映像の比較動画をYoutubeから見てみましょう。
白色の表現・鮮やかさが全く違いますね。これだけでも『Pro+』を選ぶ理由になりそうです。
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「完全にオート」な台形補正と高速フォーカス
”ピント調整”と”画面位置合わせ”はとっても面倒…
MoGo Pro+は、”オートフォーカスが高速化”し焦点を合わせるのに最速1秒。さらに”水平(よこ)方向への自動台形補正”を搭載しているため、完全自動で綺麗なアスペクト比が投影されます。
手軽に持ち運べるモバイル・プロジェクターは位置を変えることが頻繁になります。その度に手動調整は辛すぎなので、このオート機能は最高に嬉しいのです。
✅ 台形補正の様子はこちらの動画で確認できます
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MoGo Pro+とHaloのちがいは「手軽さ」にあり
MoGo Pro+が気になっている方は、同じくXGIMIのHaloも気になると思います。
両者の違いは以下の表にまとめました。この他の「オートフォーカス」「投影解像度」「投影比(距離と画面サイズの比率)」「重さ」は変わりません。
MoGo Pro+ | Halo | |
価格(税込) | ¥80,080 公式サイトは10%OFF 純正ケースorスタンド プレゼント♪ | ¥96,800 公式サイトは10%OFF スタンドプレゼント♪ |
最大投影 サイズ | 100インチ | 120インチ |
明るさ・輝度 | 300ANSIルーメン | 800ANSIルーメン |
サイズ | 10.5 x 94.5 x 14.6 mm | 11.3x14.5 x17.1 |
重さ | 0.9kg | 1.6kg |
台形補正 | 垂直水平ともに オート | 垂直方向のみオート 水平は手動 |
画像処理 | 最新エンジン「XVUE」搭載 HDR10 | - |
「便利なMoGo Pro+」と「とにかく明るいHalo」
Haloの明るさはモバイルプロジェクターで最高輝度の800ANSIルーメン。300ANSIルーメンのMoGo Pro+よりもさらに明るい部屋で楽しむことができます。画面も最大120インチと大きく、この点に関してはMoGo Pro+よりも強いモデルです。
しかしながら、MoGo Pro+にはHaloの後に開発された以下の技術が搭載されています。
- 水平(横)の自動台形補正
- 画像処理エンジンXVUE
水平方向の自動台形補正が追加され、台形補正は完全にオート。最新画像エンジンXVUEとHDR10では、同じフルHD画質でも色の濃淡がより鮮明になり、コントラストのある映像が楽しめます。
また、重さやサイズもHaloはひとまわり大きくなっているため、モバイル性能はMoGo Pro+が勝っています。
Haloは「多少高くて手動調整が必要でも、もとにかく明るさだ!」という方におすすめ。MoGo Pro+は「最新機能で手軽なプロジェクターが欲しい!」という方にうってつけです。
\MoGo Pro+のレビューもご参照ください/
Anker(アンカー)とどっちが良い?ファンの僕でもXGIMIをおすすめする理由
モバイルプロジェクターを買うときに必ず思うこと、それは
XGIMIとAnkerってどっちがいいんだろう?
筆者はイヤホンから掃除機ロボットにいたるまでAnker製品を愛用しているAnkerファンですが、ことモバイルプロジェクターに関しては
XGIMIの方がコストパフォーマンスが良い!
と考えています。なぜなら、以下の点でXGIMIがAnkerに勝っているからです
- XGIMI MOGO Pro+で 完全な台形補正を実現
- Harman/Kardon製のスピーカーを搭載
- 付属リモコンがブルートゥース対応(Ankerは赤外線)
- 四角いボディは天井投影がラク(丸型はコロコロ)
順に解説します
完全自動の台形補正機種はAnkerにまだ存在しない
Anker社のモバイルプロジェクターでは、どんな上位機種でも台形補正は垂直方向のみ。水平方向は必ず手動で補正する必要があります。
XGIMI MoGo Pro+の完全自動な台形補正に慣れてしまえばもう戻れません。
音質においても、アメリカ生まれの高級音響ブランドHarman/Kardon製のスピーカーを2つ搭載し、迫力あるステレオサウンドが高評です。Anker自体も多くの音響製品を販売していますが、さすがにHarman/Kardon2基には敵いません。
リモコンはBluetoothのXGIMIが圧勝
操作性に直結するリモコンは見逃しがちなポイントです。
両者の違いは歴然で、赤外線は本体に向けていないと反応しないことが多く、距離も近くでしか使えません。専用のスマホアプリを提供してはいますが、スマホをいちいち操作するのが面倒です。
一方でXGIMIのBluetoothは、リモコンの向きは関係なく距離も部屋中で反応してくれます。この違いはかなり大きいですね。というか、Ankerは最近発売された新機種でさえまだ赤外線リモコンなのが謎です。全種Bluetoothリモコンになってくれればファンとして嬉しいのですが…。
XGIMIをスマートフォンで操作する場合はスマホアプリ「アンドロイドTV」を使います。ちゃんとiphone版もあるので安心してください。
さらに言えば、XGIMIはお手持ちのBluetoothマウスや、有線&2.4GHzワイヤレスマウス(USBレシーバー有)にも対応しています。つまり、ポインター操作はこれで最強です。詳しくはこちら(外部リンク)。
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四角型なので天井投影がラク
Anker Nebula Capsuleのように、Ankerモバイルプロジェクターの多くは丸型です。これで困るのが天井をスクリーンにして投影したいとき。
丸型の本体は真上を向けたつもりでも左右にズレていたり、途中で転がって向きが変わってしまうことがあります。「本当にこれが真上を向いているのか?」とよく気になります。
もちろん、ちゃんとした三脚があれば解決するのですが、ない場合は
- 両サイドをティッシュ箱でおさえる
- 下にタオルなどを敷く
といったコロコロ対策が必要でした。
その点、XGIMIの場合は四角い本体なので、そのまま置いても安定します。
確実にAnkerが勝っている点は充電方式(USB-TypeC)ぐらいでしょうか。XGIMIは全機種DC電源です…
USB-TypeCを搭載したAnkerの製品はモバイルバッテリーから充電できるのが大きな魅力。これはモバイル性能に直結するところなので、XGIMIも早く対応してほしいところですね。
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XGIMIのプロジェクターは以下の記事もご参照ください♪