4Kプロジェクター世界シェアNO,1のBenQ(ベンキュー)から、初のキューブ型LED 4Kプロジェクター"GK100"が登場!
\ 7月10日発売!予約販売中!/
最近はAnkerやXGIMIからも安価な4Kプロジェクターが発売され人気となっていますが、元祖4KプロジェクターのBenQはどんな製品を作ったのでしょうか。
そこで今回は、GK100の
- スペック
- BenQの4K技術
- スポーツやゲームにもおすすめな理由
について、用語を解説しながら特徴を紹介します
おうち時間が増えるにつれて人気爆発中のプロジェクター市場!新しい製品には大注目です。
オリンピック観戦、ホームシアターの中心に欲しい1品です
BenQ GK100 スペック・価格
価格 | ¥189,800(楽天) |
明るさ | 1000ルーメン |
投写方式 | 単板DLP方式 |
光源 | LED |
画像サイズ | 60〜160インチ |
投写比 | 0.8(1.77mで100インチ) |
解像度 | VGA(640x480) ~4K UHD(3840x2160) |
コントラスト比 | 100,000:1 |
アスペクト比 | 16:09 |
スピーカー | 10W×2基 |
本体サイズ 横×高さ×縦 | 195x224x195 mm |
HDR | HDR10 |
MEMC スポーツ | ○ |
静音 | 29dB |
重さ | 4.1kg |
出力 | デジタル光SPDIFオーディオ 3.5mmジャック Bluetooth |
入力 | Wi-Fiミラーリング USBタイプA×2 USBタイプC×1 HDMI×2 1つARC対応 LAN Bluetooth |
光源寿命 | 最大20,000/30,000時間(標準/エコ) |
どこをとっても高性能!欠点は固定ピンがないことぐらい
BenQ初『4K LEDプロジェクター』は、グッドデザイン賞も受賞したキューブ型のデザイン。台座は0-8度の角度調整機能付き、ホワイトで美しい本体は部屋にとけこみやすく、非利用時にもつい見ていたくなる外観です。
映像面では、LED光源を使うことで10億7000万色という驚異的な色再現性を実現。
その鮮やかさを、単板DLP方式で4Kの解像度のまま投影する、これ以上ない高画質なプロジェクターとなっています。画像処理技術も最新のHDR10で、コントラスト比は10万:1。画素レベルで明暗がくっきりと楽しめます。
LEDの特徴として長寿命があります。GK100のランプ寿命は20,000時間。ランプ式のプロジェクターの寿命が4,000時間なので5倍も長く使えます。LEDプロジェクターはコストパフォーマンスに優れていますね。
また、動きの早い映像にはMEMC(モーション補正技術)が活躍し、ガタつきを軽減。サッカーなど、スポーツ観戦だけでなく、動きの早い子どもの動画も滑らかに映し出します。
投写比 0.8は、数ある短焦点プロジェクターの中でもさらに優秀。たったの2mで120インチ(横2.6m縦1.5m)の巨大スクリーンになります。
投写距離(m) | サイズ(インチ) |
1.42 | 80 |
1.77 | 100 |
2.13 | 120 |
2.83 | 160 |
小さな部屋や台所など、限られたスペースでも大画面を楽しむことができます。
拡張性は高く、豊富な端子類を備えています。USB機器やHDMIからの映像入力やBluetoothを使ったオーディオ再生にも対応。もちろん、Wi-Fi下でiphone(スマホ)やPCからミラーリング投影もできます。
アンドロイドベースのOSを搭載し、Aptoideからアプリをダウンロードすることで、お好みの動画サービスを単体で視聴できます。
欠点|本体には三脚用の1/4インチ固定ピンなし、利用シーンは限られる
画質、入力性能など、GK100はどれをとっても高性能です。ただ、1点だけ注意すべきことがあります。
それは
固定用のピンがなく、三脚が使えない。ということ
カタログでも三脚を使った場面がなく、角度の調整は台座の説明があるのみ。
BenQカスタマーに問い合わせたところ
大変申し訳ありませんが、GK100の底にピンがございません。
との返答あり、どうやら本当に固定ピンはなく、テーブル置きを前提に作られている製品のようです。バッテリーなしの非モバイルモデルですが、屋外では台を用意するのが面倒ですね。
最近のプロジェクターにしては珍しいですね。筆者は三脚をよく使うので、固定穴はぜひつけて欲しかったです。
GK100に固定ピンはなし。三脚を使ったり、天井吊りさげには適していません。
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他の BenQ4Kプロジェクターとの違いは?
BenQは他にも
といった4Kプロジェクターを発売しています。その中で、GK100はどのような立ち位置にあるのか性能を比較してみました。
GK100 | TK700STi | HT3550i | |
特徴 | 四角いデザインに LED光源を搭載した 長寿命タイプ。 近くても大画面 | 1080pでレート240Hz/4ms 超低遅延でゲームに最適 4Kでも60Hz/16.67ms とヌルヌル | 映画の色彩を忠実に再現 するCinematicColor™ テクノロジーを搭載 |
価格 (楽天) | ¥189,800 | ¥220,000 | ¥220,000 |
明るさ | 1000ルーメン | 3000ルーメン | 2000ルーメン |
Rec.709カバー率 | 98% | 96% | Rec.709より広域な DCI-P3カラー95% |
投写方式 | 単板DLP | 単板DLP | DLP |
OS | Android6.0 | AndroidTV9.0 | AndroidTV9.0 |
光源 | LED | ランプ | ランプ |
画像サイズ | 60〜160インチ | 30〜200インチ | 30〜200インチ |
投写比 | 0.8 (1.77mで 100インチ) | 0.9-1.08 (2mで 100インチ) | 1.13-1.47 (2.5mで 100インチ) |
解像度 | VGA(640x480)~ 4K UHD (3840x2160) | 左に同じ | 左に同じ |
コント ラスト比 | 100,000:1 | 10,000:1 | 30,000:1 |
HDR | HDR10 | HDR10 | HDR Pro |
スピーカー | 10W×2基 | 5W×1基 | 5W×2基 |
MEMCスポーツ | ○ | ○ | ○ |
光源寿命 (標準使用時) | 約20,000時間 | 約4,000時間 | 約4,000時間 |
比べてみると、GK100の特徴は「LED光源で長寿命」「焦点距離が短く近くて大画面を実現」「価格が安い!」ということになります。
他のTK700STiやHT3550iは22万円でゲームや映画に特化していますが、GK100は場所を選ばずに使用できる万能性と低価格を実現したモデルです。
とくに、他と比べ約5倍の光源寿命は、生活のなかで常にプロジェクターを使っていたい人にはとても魅力的ですね。光源寿命=プロジェクター寿命なので、この点だけでLEDプロジェクターを選ぶのもアリ。
BenQの家庭用4Kプロジェクターは充実のラインナップ。高価ですがその価値はあります。
最近では、XGIMIやAnkerも安価な4Kプロジェクターを発売していますし、4Kプロジェクター市場も激戦の様相を呈してきましたね。安くなってくれれば、一般客としては嬉しい限りです♫