どうも、ブロガーの山頭火です。
突然ですが、キャンプでプロジェクターは最高です。設置も楽にできて子どもは喜ぶし、思い出に残るキャンプのレベルが一気に上がります。
ただ、屋外でプロジェクターを楽しむにはいくつか注意点があります。
このページでは『キャンプに適したプロジェクターの選び方・おすすめ機種』と『アウトドアシアターの注意点(あるあるな失敗談)』を解説しています。
この記事でわかること
- キャンプで使えるプロジェクターの選び方
- アウトドアシアターの注意点や失敗談
- おすすめ(売れ筋)のモバイルプロジェクター
超人気モデルからDVD再生機能付きモデルまで、おすすめ機種を紹介します。
キャンプ・アウトドアに適したプロジェクターの選びかた
選び方のポイント
- バッテリーの有無、連続再生可能時間
- 拡張性(ゲームやスマホとの連携)
- 本体に保存できるストレージ容量
順に説明します
バッテリーの有無、連続再生可能時間を確認する
電源設備があるキャンプ場・サイトもありますが、いろんなケースで使っていくと考えればバッテリー内臓型のモバイルプロジェクターが必須です。
再生時間の目安は『子供が起きているあいだはゲーム』『子どもが眠ったら映画鑑賞』ができるように最低2時間を確認しましょう。
ただし、キャンピングカーやJackeryなどのポータブル電源を持っている場合は、バッテリーのない据え置き型でも気にせずに楽しめます。
本体のストレージ容量
自宅ではWiFiやスマホ経由でストリーミングができても、キャンプ場では電波が入らない(繋がってもすごく遅い)ことがあります。
電波が悪く『ストリーミングできない!』はよくある失敗談です。
その点、本体のストレージ容量が多ければ沢山の映画・アニメなどを事前にダウンロードしておくことができます。
さらに多くの作品を持ち出すならUSBやSDカードを読み込めるモデルを選べば安心です。
何ができる?拡張性を確認する
搭載されている端子の種類によって出来ることが違います。
キャンプに必須なのは以下の端子
- HDMI端子
- SDカードもしくはUSB端子
- Bluetooth
HDMI端子は任天堂スイッチやその他の機器から映像を入力するのに必要です。
SDカードやUSBは、大きなサイズの動画ファイルの持ち歩きや、その日にカメラで撮影した思い出の写真を楽しむのに使えます。
Bluetooth接続は夜間の騒音対策でワイヤレスイヤホンを使うときに便利。電池の消費を少しでも抑えたい場合は有線接続もおすすめです。
キャンプ場でプロジェクターを使うときの注意点
とっても楽しいキャンプのアウトドアシアター。ただし、屋外でプロジェクターを使う注意点もあります。
アウトドアシアターの注意点
- 『音・光』キャンプ場のルールを守る
- 光には虫が寄ってくることもある
- 山の天気は変わりやすい。雨で故障に注意
音や光が周囲の迷惑にならないように配慮する
騒音によるトラブル予防のため、スピーカーの利用を禁止しているキャンプ場もあります。特に夜になると周囲は寝静まり、物音は山にとても響きます。プロジェクターのスピーカーから出る音は周囲の迷惑になるので使い方に注意しましょう。
同じく、プロジェクターの強力な光も他人にとっては迷惑になります。スクリーンの向きをよく検討して楽しみましょう。
他の宿泊客との位置関係にもよりますが、音は小さく、できればイヤホンなどを使って周囲に響かない方法がベストですね。
プロジェクターを楽しむ予定なら、人気のない場所を選ぶのも良い方法です♪
光に虫が寄ってくるかも、テント内スクリーンや虫除けで対策を
プロジェクターの強力な光に虫たちが寄ってきます。
キャンプの経験がある方なら、夜間ランタンに集める虫たちにゾッとした経験もあるはず。カブトムシのような寄ってくると嬉しい虫から、見たくもない姿の虫まで、走光性の本能に逆らえずに集まってきます。
映画やゲームをしていても虫がチラつくと雰囲気も台無し。
対策は
- 持ち運べるスクリーンで定期的に場所を変える
- スクリーンに虫除け効果のあるハッカ油などを塗る
- テント内スクリーンで楽しむ
などです。
もっとも効果的なのはテント内スクリーンですね。
急な雨に注意|雨雲レーダーの通知はオンにする
今のところ、防水対応のモバイルプロジェクターはありません。
しかし、山の天気はとても変わりやすく、雨が降り出したと思ったらすぐにドシャ降りになることもあります。
スマホの雨雲レーダーを活用し、雨が降りそうになったら、まずプロジェクターを守りましょう。
また、テント内で使うスクリーンもとても便利です。ドーム型のテントの骨組みに固定するだけでスクリーンが出来上がり、虫や天気を気にせず楽しめます。
ちなみに、テントやタープ内からプロジェクターを外の雨に投影すると光の反射が綺麗に見える(こともあります)。
キャンプ・アウトドアにおすすめはモバイルプロジェクター
キャンプに持っていくプロジェクターに求められる要素『バッテリー』『拡張性』『画質・明るさ』が揃っているのは最新のモバイルプロジェクターたちです。AnkerやXGIMIなどの使いやすく、コストパフォーマンスに優れた製品がおすすめです。
これから紹介するプロジェクターには明るさをルーメンではなくANSIルーメンで表すものがあります。
ANSIルーメンとはある一定範囲の明るさの平均値のことで、1箇所でも明るければ成り立つルーメン表記よりも安心して明るさを選ぶことができます。
Anker(アンカー)高品質を連発する定番ガジェット企業
いま、勢いにのりまくっているのがアンカー製プロジェクター。
発光量はANSIルーメン表記です。
その中で 200ANSIルーメン以上の高輝度なものをご紹介します。
Anker(アンカー)製プロジェクターのメリット
- ANSIルーメン明るさ選びが安心
- アンドロイド搭載、単体で全ての動画サービスが楽しめる
- 最大24ヶ月の長期保証
- 全機種オートフォーカス搭載
- 高性能スピーカー搭載
- typeC充電に対応
USB-Cなら配線がゴチャつかず嬉しい限りですね
Anker Nebula Capsule II|200ANSIルーメン
200ANSIルーメンでお昼間も安心
コンパクトな本体でモバイル性もバツグン、屋外イベントやキャンパーにも大人気です。
\ \モバイルプロジェクターの世界的ベストセラー//
Anker Nebula Vega Portable|500ANSIルーメン
500ANSIルーメンの本格映像とバッテリー内臓のモバイルモデル。家でも外でも、どこでも持ち運びできます。アウトドアだけでなく自宅でも高品質な映像を楽しみたい方におすすめです。
\ \HDR10対応!くっきりとした映像が魅力/ /
XGIMI(ジミー)世界でメジャーなモバイルプロジェクター
2013年に中国で創立したプロジェクターを専門に扱うXGIMI TECHNOLOGY。業績をグングン伸ばし、2018年には巨大な中国市場でシェア1位となりました。
高品質で満足度の高いプロジェクターを次々と開発している新進気鋭のメーカーです。スピーカーはHarman/Kardon製、迫力ある音質にも定評があります。数年後には日本でもモバイルプロジェクターのトップを獲るはずです。
- ANSIルーメン表記
- アンドロイド搭載、単体で各種動画サービスが見れる
- ファーカスが高速、台形補正のオート機能が充実
- 低騒音(30デシベル以下)で静かなシーンでも気にならない
- 音声入力もできるBluetoothリモコン
- 一般的となったANKER より『珍しさ』あり
日本での知名度はAnkerに劣りますが、プロジェクター製品はXGIMIの方が完成度が高いです。日本では売り出し中で、高機能なモデルも安く買えます♪
XGIMI MOGO Pro|300ANSIルーメン
昼間も明るい300ANSIルーメン、最もキレイに投影できるリアル解像度は1080Pとモバイル最高峰の画質。アンドロイドTVを搭載し全ての動画サービスやゲームが楽しめます。
購入は10%OFF+ケースorスタンドがもらえるGlimpseがお得
XGIMI MoGo Pro +|300ANSIルーメン
MoGo Proに、高速オートフォーカスと全自動の台形補正を搭載したモデル。輝度は300ANSIルーメンと変わらないものの、最新の画像エンジンを搭載し明暗がハッキリとした映像を楽しめます。
価格も抑えられているためコストパフォーマンスが高いプロジェクターです。
気になる方はこちらの記事もご確認ください
購入は10%OFF+ケースorスタンドがもらえるGlimpseがお得
XGIMI Halo |800ANSIルーメン
800ANSIルーメンはモバイルプロジェクターで最高の明るさ。
焚き火の明るさやランタンの光にもびくともしません。もちろん、自宅でもテレビやYoutubeなどのエンタメがグレードアップして楽しめます。
✅アマゾンでは頻繁にクーポンが付けられています。ぜひ確認してみてください。
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FANGOR プロジェクター 高品質で格安
この商品の特徴
- 6800ルーメン
- フルHD画質(1080p)
- 台形補正(手動・垂直のみ)
- Bluetooth音声出力(本体もスピーカー内臓)
- 3年保証
15,000円以内でここまでのスペックは魅力的。「とりあえず」で試すのもアリです。
唯一、注意すべきはアンドロイドを搭載していない点、常に外部出力を必要とします。ただし、スマホとはiphone/Androidともに無線接続が可能なのでコンテンツには困りません。
「FIREstickTV」を持っていたり、用途があえばコスパは最高です。(FIREstickTVを一緒に買っても2万円です)。
スマホを使いながらプロジェクターを使うなら外部からの映像入力を用意しましょう。
手のひらサイズ『Crosstour』
手のひらサイズ、重さはなんと208g。
このサイズで1.5〜3時間もつバッテリーを内蔵し、モバイルバッテリーとしても機能します。出力は100ANSIルーメンと控えめですが、映画もゲームも楽しめて1万円台後半という安さは驚きの一言。
特に登山系キャンパーに大人気の真のモバイルプロジェクターです。
DVD再生機能付きプロジェクター
ネットフリックスやアマゾンプライムなど、定額制動画サービスもいいですが、DVD再生付きプロジェクターなら山中でも電波を気にせずにコンテンツに集中できます。
定額動画は見る作品が決まらずに時間を無駄にすることもありますが、DVDを事前にレンタルしておけば心配ありません。
バッテリーは内蔵していないので別途電源が必要です。
あると便利(最高)なアウトドアシアター用品
自立式スクリーン
キャンプ場では車の側面に映したり、白めのタープに映したりすることもありますが、自立式スクリーンがあればどこに行っても困りません。壁掛け式はポールを立てたり設置に時間がかかるためこちらをお勧めします。屋外は風を受けるので、脚の幅が広く支える力が強いものがいいですね。
また、テント内で楽しむなら、アウトドアメーカーのロゴスが販売する”ポータブル LOGOSシネマスクリーン”が設置も簡単で便利です。このスクリーンなら虫や天候に左右されないので、オプションとして持っておいて損はありません。
三脚
プロジェクターを外の草むらに置くと蟻が入る可能性があるので、プロジェクターを置く台が必要です。
台にするか三脚にするか、高さや角度が調節できる三脚にしましょう。折り畳めばコンパクトですし、Amazonなら2000円未満で立派なものが買えます。
モバイルプロジェクターにはカメラを固定するのと同じ1/4インチのネジ穴があるのでカメラ用三脚でOKです。
しっかり準備してキャンプへGO!