安くて高画質なプロジェクター”FunLogy HD”レビュー!

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プロジェクターライフを楽しむブロガー山頭火です。

今回は、期待の日本企業『FunLogyファンロジー』からフルHDプロジェクター”FunLogy HD”をお借りしてレビューします。

FunLogy HD 主な特徴は

  • 日本ブランド発
  • 美しいフルHD画質
  • 明るさ3500ルーメン(250ANSIルーメン)
  • 最大150インチの巨大スクリーン投影
  • ゲーム、テレビなど豊富な接続端子
山頭火

3万円台で画質にこだわる人に、おすすめのプロジェクターです

借り物でも良いところばかり言うのは良くないので、いくつか気になった点もしっかり報告します。

FunLogy HD

タップできるもくじ

実は日本企業|FunLogy(ファンロジー)について

実は、FunLogyは日本企業です

FunLogyファンロジーは株式会社Sandlotsの代表取締役”植松祐貴”さんが2015年に設立した家電ブランドです。プロジェクター事業から展開し、現在はスピーカーやモニターまで製品のラインナップを広げています。公式ホームページではスタッフの方々の顔ぶれも分かってとても親しみやすい企業です。

山頭火

他国製だから不安だと言うわけでは無いですが、日本企業であるメリットは国内でサポート対応できるというところ。何かとスムーズに進みます。

超短焦点からモバイルまで揃う”FunLogy”のプロジェクター 

FunLogyは今回レビューするFunLogy HD以外にも複数のプロジェクターを開発・販売しています。自宅用からビジネスユースまで、各価格帯で用途にあったプロジェクターが見つかります。

ラインナップの一部です↓

4000ANSIルーメンの明るさで最大300インチが映せる”FunLogy4000”。光が強力なので教室や会社の広い会議室にもお勧めです。

スマホサイズでモバイルバッテリーにもなる”FunLogy Mini”。どこでも手軽に楽しめます。

下から投影する超短焦点プロジェクター”FunLogy air”。スクリーンとの距離がとれない場所で活躍します。

どの商品もスペックに対して価格が抑えられているのが印象的です。外部サイトで見ても口コミはおおむねね良好。国内企業のメリットとしてカスタマーサポートも国内で完結するのが安心できます。

FunLogy HDレビュー

今回レビューするのは「安いけど綺麗きれいうつる」と評判の”FunLogy HD”です。名前はHDとなってますが画質はフルHD、接続端子も豊富でテレビ・ゲーム・DVDやBlu-rayなどにも対応しています。

基本スペックと外観

基本スペック

モデルFunLogy HD
価格(税込)¥35,800 
サイズ295mm×217mm
×100mm
重さ2.5Kg
解像度フルHD
1920×1080
明るさ3500ルーメン
250ANSIルーメン
投影サイズ30〜150インチ
最短距離106cm30インチ
台形補正手動【±15°】
スピーカー5W×1基
接続端子USB×2/HDMI (非ARC)/VGA/ヘッドホンジャック
光源寿命30,000時間以上
投影モード正面投影、反転投影、背面投影、天吊り投影
天吊り用金具FunLogy ブランケット
FunLogy HD 取扱説明書より抜粋

投影距離と画面サイズの目安

距離画面サイズ
(インチ)
最短|30cm106
2.2m70
3.02m100
3.8130
4.35m150
山頭火

入力機器は必須ですが、確かな投影機能や内部スピーカーがあるので基本のプロジェクターとしては十分な機能を揃えています。入力端子が豊富なのでほぼ全ての用途に使えますね。

開封して外観を見てみます

FunLogyのイメージカラーはオレンジのようです

同梱物

  • 本体
  • リモコン
  • 取扱説明書
  • 入力用ケーブル(HDMI・VGA・AV)
  • 電源ケーブル

ブラックのボディーに大きなレンズがいい感じです
サイズは295mm×217mm×100mm、重さ2.4Kg

背面には接続用の端子類(USB/HDMI/VGA/ヘッドホンジャック)

USBに接続できるもの

USBフラッシュメモリや外付けHDD/SSD、SDカードリーダーなど。対応する形式フォーマットは画像:JPG/PNG/BMPなど、動画:MP4/MOVなど、音声:MP3/WMA/MAVなど。Fire stickTVなどの電源はこのUSBから取ることができます。※DVD/Blu-rayプレイヤーはUSB接続ではなくHDMI接続です。

HDMIに接続できるもの

TVチューナー、Blu-ray/DVDレコーダー/スマートフォンのHDMI変換コネクター

VGAに接続できるもの

VGAケーブル・変換コネクター

AV端子:RCA端子やD端子からの入力
ヘッドホンジャック:イヤホンやヘッドホンの有線接続

詳しい仕様はFunLogyの取扱説明書ページで確認できます。

天面にはピントと台形補正の調節(左上)操作パネル(右下)があります

底部には高さ調節ピン(外すと天吊り用の穴)とメンテナンス用の窓

山頭火

空調で入ったチリを取るなど、簡単なメンテナンスは自分でも可能です。

4点固定の天井吊り下げにも対応。上下左右反転など切り替えができます。カメラ用の固定ピンは使えません。

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投影機能|フルHD以上に綺麗です

FunLogy HDは外部からの入力があってコンテンツを再生できます。

そのため、外部入力端子は豊富です

  • USB×2
    保存された写真・動画・音楽が再生できます
  • HDMI (非ARC)×1
    ゲームやFIREスティックなどが使えます
  • VGA
    会議で使う会社のPCなども
  • AVケーブル
  • ヘッドホンジャック

基本OSのホーム画面はこちら、何も接続していない場合に表示されます。HDMIを接続すると自動で切り替わります。

一目でわかるメニューです
画像引用:FunLogy

FIRE StickTVをHDMI接続して120インチで投影してみました。

はい、表示されました。ここだけ見るとディスプレイかと思いますよね?ちょっと引いてみましょう

アベンジャーズ「エンドゲーム」

これが、FunLogy HDで映した画面です。かなり綺麗ですね。

山頭火

映した瞬間に驚きました。これは3万円のレベルじゃあないです。

同じフルHD画質のプロジェクターでも、画面の映りは個々で違います。画面のボヤけや光の偏りなどがありがちですが、FunLogy HDはどちらもなく綺麗に描写できていると感じます。

とくに娯楽映画は大画面で見ると最高ですね!小さなテレビで見るのがもったいなく感じてしまいます

約3m離れたところから壁一面の120インチ投影です

100インチ以上なら部屋でも映画館で見ているような感覚が味わえます。自宅ならゆっくりと腰を据えて見られるので映画館よりも良いかも??

映画だけでなく好きなアーティストのライブ鑑賞が楽しくなりますね。コロナ禍で増えたオンラインライブも、パソコンやスマホを接続すれば大画面で参加できちゃいます。

サカナクション:光オンライン
山頭火

あらためて、プロジェクターってほんと良いですよね。エンタメのレベルが爆上がりします。

HDMIでスマホやゲーム機なんでもつながる

HDMI入力があるので、変換ケーブルがあればiphoneやゲーム機も接続できます。

今回は任天堂Switchを繋げて子どもと遊んでみました。

SwitchもHDMI接続
ゲーム画面もきれいですね。
ゲーム中の画面|ブレはカメラの問題で、肉眼ではテレビと変わりませんでした。

ゲームで気になるのは遅延があるかフレームレートはどうかです。FunLogy HDの仕様書には記載はありませんが、子どもとスマブラを遊ぶには遅延は全く気になりませんでした。

ゲーミングでは無さそうなので反応速度が問われるようなゲームは避けた方がいいかもしれませんが、普通のゲームプレイでは問題なさそうです。

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良いところ|確かな投影性能(明るさ250ANSIルーメンと均一性)

前述しましたが、この価格帯のプロジェクターにありがちなのは「カタログスペックは凄いけど、実際に使うと想像よりも劣っていること」です。

よくあるのは以下の状態

  • 明るさのムラ
    画面中央の明るさと画面端の明るさが違う(端にいくほど暗くなる)
  • ピントのムラ
    画面中央だけピントが合っている(画面端はボヤけてしまう)
山頭火

今回試したFunLogy HDは画面全体が均等に明るく、ピントのムラもありませんでした

FunLogy HD 画質チェック
壁紙へ120インチで投影

この画面ないのムラが無い状態は、画面全体を見る必要があるゲームや映像作品に適してます。

仕事で使うときにもテキストの一部がボヤけたりしないので必須です。

プロジェクターなら当たり前のように感じますが、他の3万円台のプロジェクターではそういった不便な点を許容しないといけないこともあります。

山頭火

以前にレビューしたプロジェクターにも同じ現象がありました↓

注意)FunLogy HDじゃありません
ピント、明るさのムラがある他のプロジェクターの例です

FunLogyHDは安くても画質周りがほんとに優秀ですね。壁一面の120インチに拡大しても色も濃く表現できています。

明るさ3500ルーメン(250ANSIルーメン)

FunLogyHDの明るさ(輝度きど)は3500ルーメン、ともう一つ250ANSIアンシルーメンとなっています。

ANSIルーメンって何?

ルーメンとANSIルーメンの違いは、ルーメンは画面内1箇所の最高の明るさであるのに対して、ANSIルーメンは画面内の平均的な明るさの値であることです(ANSI=米国規格協会のこと)

安すぎて粗悪なプロジェクターでは画面内の明るさにムラが生じることもしばしば(質の悪い光は中央が最も明るく、端は暗くなります)。そういったプロジェクター製品はルーメン表記のみであることが殆どですが、均等に明るい製品はANSIルーメンを表記している傾向にあります。

山頭火

つまり、ANSIルーメンは安心の証。
目安としては、昼間にカーテンを閉めて楽しめるのが200ANSIルーメン以上と言われています。

昼間にカーテンを閉めた状態で撮影しました

スクリーン部分に直射日光が当たらなければ大丈夫です

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【サポート充実】読みやすい”説明書”と”LINE問い合わせ”で安心

近年はグローバルな製品を見ることが多くなり、説明書の日本語を読むのに少し身構えてしまいます。その点、FunLogyは日本の企業なので、ホームページから取扱説明書まで違和感なく文章を読むことができます。

説明書がわかりやすい

使い方が分からないかも

と言う方も安心できる説明書でした。

電子機器は使い方が難しいので分かりやすい説明書は安心できますね。

先に説明書を見てみたい方はこちらのページから閲覧できます。

FunLogy公式サイト

「LINEでもサポート」問い合わせ方法が充実

FunLogyは日本のブランド、問い合わせのしやすさは随一です。

FunLogy問い合わせでは以下3つの方法で購入前や購入後の疑問を質問することができます。

  1. メール:support@funlogy.jp
  2. LINE
  3. 電話:043-441-3887
山頭火

LINEはすぐに確認できるのでとても心強いですね。海外ブランドには無いとても柔軟なサポートです。

気になるところ|手動ピント調整が硬め|Bluetooth出力なし

FunLogy HDの写す画像は非常に美しく価格以上だと思いますが、画面調整はややメンドウに感じます

ピント調整はダイヤル式ですがやや硬めで回しにくく、どこが終点なのか分かりにくいです。

ちょっと硬めなのです😅
山頭火

天井吊り下げなど、場所を固定して使うなら特に問題ないです。

あとは音響のBluetooth出力が無いのが無線ヘッドホン派としては寂しいところでした

もちろん有線での出力は出来ますが、プロジェクターの場合、外部スピーカーをスクリーン側に置くことになり有線だと長〜いケーブルが必要になります。FunLogyはBluetoothスピーカーも人気なので、ぜひプロジェクターにもBluetoothを搭載して”シネマセット”で売って欲しいところです。

ちなみに、本体に内蔵されている5Wのスピーカーは音量を上げても音割れせず、内蔵型としては高品質でした。

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FunLogy HDレビュー まとめ

今回は国産プロジェクターFunLogyHDをレビューしました。

多くの人が口コミで書いているように”とても綺麗に映るプロジェクター”です。

映像が綺麗なのですが、接続や設置にはやはり値段相応の手動操作が必要です。

\FunLogyHDの印象まとめ/

良いところ
気になるところ
  • 3万円台でしっかり映る
  • 日本企業でサポート充実
  • フルHDで画面内によどみが無い
  • 明るさ3500ルーメン(250ANSIルーメン)
  • 内蔵スピーカーが割といい
  • Bluetooth出力なし
  • ピント調整ダイヤルが硬い

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