xiaomiが格安スマートウォッチMi Watch Liteを発表
その機能性と7,000円という、衝撃的な価格に注目が集まっています
この投稿では、『Mi Watch Lite』と、既に海外で販売されている『Mi Watch』の違いについて、両者を比較し明らかにしていきます。

Mi Watch Liteは安くて気になるけど、何が違うの??
という方へ、比較表を用意していますのでぜひご確認ください☆

違いは何?『Mi Watch』と『Mi Watch Lite』を比較
✔︎ まずは比較表をご覧ください
Mi Watch | Mi Watch Lite | |
---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() |
カラー | ベージュ ネイビーブルー ブラック | ピンク アイボリー ブラック ネイビーブルー オリーブ |
日本発売 | 2021年4月27日発売! | 販売中! |
価格 | 約12,300円 | 約7,480円〜 |
ディスプレイ | 1.39インチ カラー有機EL (OLED) 450nit Gorilla Glass 3 | 1.4インチ 液晶ディスプレイ (LCD) 350 nits |
重さ (ベルト含まず) | 32g | 35g |
厚さ | 11.8mm | 11.9mm |
バッテリー持ち | 最大16日間 | 最大9日間 GPS使用で10時間 |
バッテリー容量 | 429mAh | 230 mAh |
充電時間 | 2時間 | 2時間 |
GPS | ○ | ○ |
スピーカー | あり | なし |
充電タイプ | 接触式 | 接触式 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n | なし |
GPS | ○ | ○ |
耐水性能 | 5気圧防水 50mの深さで10分間 | Mi Watchと同じ |
センサー | Spo2 加速度計 ジャイロ 心拍数 気圧計 方位磁石 | 加速度計 ジャイロ 心拍数 気圧計 |
できること | 血中酸素飽和度(SpO2) ストレスモニタリング 心拍数モニタリング 睡眠モニタリング 呼吸、通知 天気 時計、アラーム 音楽コントロール | 心拍数モニタリング 睡眠モニタリング 呼吸、通知、 天気、 時計、アラーム 音楽コントロール |
サポートする 運動の種類 | 117種類 | 11種類 |
『Mi Watch Lite』でも基本性能は十分 6000円の差は何??

✔︎ 廉価版であるMi Watch Liteでも出来ることは多く、十分な基本性能を備えています。

- スマホの通知を見たい
- 音楽アプリをコントロールしたい
- ランニング(トレイルも)を記録したい
- 睡眠状況を確認したい
これらは格安のMi Watch Liteでも実現可能。通知機能は腕への振動で知ることができますし、スマホをポケットに入れたまま音楽アプリで再生や曲えらびが出来るのはとても便利。
加えて、睡眠記録やGPSなどの最新スマートウォッチに搭載されている機能も付いています。
格安で最新の機能を体感できるのはありがたいですね

『Mi Watch』と『Mi Watch Lite』の違い 用語を詳しく調査
ここからは『Mi Watch』と『Mi Watch Lite』の違う点について、用語を交えつつ説明します。
「問題は6000円の価格差に何を求めるか?」ということですが
調べているうちに「この違いがたったの6000円なのか・・」と、xiaomi製品のコスパの良さに驚愕してしまいました😅
ディスプレイ:カラー有機ELと液晶ディスプレイの違い

Mi Watchはカラー有機EL(OLED)、最新型のiphoneなどはこの有機ELを採用しています。
それに対して、Mi Watch Liteは液晶ディスプレイとなっています
両者の違いについて調べてみると
液晶ディスプレイではバックライトを使用しているため、カラーフィルターから光が漏れて、黒い映像が白けて見えます。
CAPAより引用
しかし、有機ELディスプレイはバックライトを使わずに素子自体が発光するため、鮮明な黒を再現し、くっきりとしたコントラストの映像を再現します。
というように、黒の表現に違いがあります。クッキリとした画面が好みの人はOLEDがお勧めです。
デザイン:『丸型』と『四角型』の違い

本体の外観はMi Watchは丸型、対してMi Watch Liteは四角型のディスプレイを採用しています。
形は好みの問題ですが、アプリのUIや操作感には多少の違いが生じます。画面を隅々まで使いたいなら四角型が有利ですが、アプリはどちらの型にも最適化されているので外観の好みで選んで問題ないでしょう。
四角型ディスプレイはアップルウォッチにそっくりですが、これも「その方がいい」と考えるのか「似ているからイヤだ」と思うのかは人それぞれですね☆
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※Amazfit(アメイズフィット)はシャオミの姉妹企業です
血中酸素飽和度 スマートウォッチになぜ必要?

Mi Watchには血中酸素飽和度(SPO2)を測定できるセンサーが搭載されています(Mi Watch Liteにはありません)。これは最新版のアップルウォッチやランナー御用達のガーミンウォッチなどにもある機能です。
このSPO2を測る意義について調べてみました↓
血中酸素濃度は「SpO2」ともよばれ、血液の中にどれだけ酸素が取り込まれているかを示す数値だ。体調を把握するために重要な指針の1つである。
gendai.ismedia
新型コロナウイルス感染症の症状として、心肺機能が低下した場合に血中酸素濃度が下がる可能性があることから注目を集めたのは記憶に新しいところだ。
近年、スマホ・スマートウォッチには健康管理としての役割も期待されています。心臓・睡眠とくれば次は『呼吸』というのは自然な流れですね。
特に今年は感染症による呼吸器合併症についても大きく話題になっています。医療用ほどの精度は内容ですが「体調をモニタリングする指標が一つでも多い方がいい!」という方はMi Watchを選択するといいでしょう。
日本で『Mi Watch・Mi Watch Lite』はいつ発売?xiaomi製品の過去の事例を検証
この『Mi Watch』『Mi Watch Lite』は中国や欧州で先に販売されています。xiaomiは日本を含むその他の国には「順次販売を拡大していく」としていますが、日本での発売はいつになるんでしょう。
または、過去の製品のように「日本での販売はなし」の可能性も考えられます。
xiaomiスマートウォッチの過去事例を調査してみました。
Mi band5 は2020年6/11に発表、日本では7/15に発売

大ヒットしているスマートバンドxiaomi Mi band5は、発表から日本発売までに約2ヶ月かかっていました。
その前身となるXiaomi Miband4 は2019年の6/11に発表、12/23に日本で発売と6ヶ月を要したので期間はかなり短縮されたことになりますね。xiaomiは日本での販売にも力を入れて来ているので、今回はさらに早い対応も期待できると思われます(願望)。
しかしながら、これまで日本で販売されたxiaomi製スマートウォッチは数少なく、『Mi Watch』についても販売されない可能性があります。
まずは日本販売決定!の一報が欲しいところです😓
→公式に販売決定がアナウンスされました。

xiaomiが出資する『Amazfitシリーズ』も要チェック
ちなみに、xiaomiが出資している”Huami”の『Amazfitシリーズ』は、xiaomiのスマートウォッチそのままの商品ラインナップとなっています。

えっ!?そんなことあっていいの?
と思いますが、公式でも以下のようにアナウンスされています
Huami (華米科技・Huami Corproation) は2013年に設立された、Xiaomi のスマートウェアラブル製品(Mi bandシリーズ、体組成計等)のデザインと製造を一手に引き受けているXiaomiの戦略的グループ企業です。
http://www.tjc-jp.com/xiaomi/huami/about_huami.html
HuamiはXiaomiへのウェラブル製品の唯一のサプライヤであると共に、自社ブランド製品としてミドル・ハイエンド向けに「Amazfit」ブランドを展開しています。
Amazfitは”ミドル・ハイエンド向け”と謳っているだけあり、xiaomi版に比べて機能は豊富。ですが、その分、お値段も高くなります。
こういった二重の体制があるのでユーザーは悩みながらも「自分の使い方によって選べる」という贅沢な状況になっています😅
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