
肩や首の痛みに”高さ調整まくら”が良いって聞いたけど本当?どれがおすすめ?
「いろんな枕を試したけど身体が痛い」
「お店では良い感じだったけど結局合わない」
そんな枕の悩みがある方には高さ調整機能のある枕がおすすめです。日々使いながら身体に合った使い心地にセットすることができます。
リカバリーウェアのTENTIALや、ニトリなど、多くのメーカーがこぞって開発・販売をはじめています。
そこで、この投稿では
- 首・肩こりとまくらの関係
- まくらの正しい選びかた
- 高さ調整まくら5選

各メーカーの高さ調整まくらについて情報をまとめました。
枕と首・肩こり『ストレートネック』の関係
首の痛みや肩こりの原因は、日中の姿勢不良や、枕が原因かもしれません
首・肩こりの原因は筋肉の緊張

肩や首に負担がかかる前傾姿勢やストレスによる筋肉の緊張、運動不足などで血行が悪くると疲労物質が蓄積し、この疲労物質が筋肉を傷つけることで痛みが誘発され、首・肩こりが発生します。
特に悪い姿勢はデスクワークやスマホ利用者に多い前傾姿勢です。
前傾姿勢では、頭部が前のめりになるため頚椎本来のS字構造が崩れ、頚椎がまっすぐに伸びたストレートネックという状態になります。ストレートネックは重たい頭部を首や肩だけで支えるため筋肉の負担が大きく、首・肩こりの原因となります。
- 首・肩こりは筋肉の緊張が続くことが原因
- 前傾姿勢(ストレートネック)では筋肉の緊張が続く
睡眠中の姿勢は”まくら”で決まる
また、人生の3分の1は睡眠と言われるように、睡眠中の寝姿勢にも注意が必要。睡眠中の首や肩の姿勢を決めるのは枕です。
枕は本来、頭部を支えて頚部の負担を減らすための寝具ですが、枕の高さや硬さによっては頚椎のカーブが保てずにストレートネックと同じ状態で何時間も過ごすことになります。
とくに朝起きてしばらくしてから首の痛みや肩こりを感じる場合は寝姿勢に問題がある場合があります。
- 昼間の姿勢だけでなく睡眠中の寝姿勢も重要
- 枕の高さ・硬さを調整することで首・肩こりが改善することも
- 覚醒後しばらくしての首の痛み、肩こりは要注意
高さ調整まくらが必要な理由
枕の役割が睡眠中の頭部を保持することなので「首や肩こりに良い枕」は無数にあります。しかしながら、身体は各個人により微細な違いがあり、店舗で試して購入してみても、実際に6時間以上使ってみると合わない場合もあります。
みなさんは枕を購入した後に身体に合わないと思ってもそのまま使い続けているという経験はありませんか?
枕を頻回に買い替える人は少なく、多くの人は一度買ったものを使い続ける傾向にあり、身体の不調が続く原因であることが考えられます。
今、高さ調整枕が人気なのは、自分の身体にあった高さ・硬さを調整できることで首・肩こりに対応できるからです。頚椎カーブを支えるための枕構造は個人差があります。既製品から選ぶよりも細かな調整ができる調整枕で最適な条件を見つけましょう。
- 頚椎カーブを支える条件は人それぞれ
- 枕は店頭で試すだけではわからない
- 高さや硬さを調整すると自分に合った枕が見つかる
枕の選びかた|高さ・硬さ・形やサイズについて
あくまで、最適な枕には個人差があり、そのため高さ調整枕が優れているという前提ですが、こちらでは一般的な人体の構造から枕の選びかたについて情報をまとめています。
高さ調整枕を使っている方も以下の条件が再現できるかチェックしてみましょう。
枕選びのポイントは高さ、硬さ、形状とサイズです。
枕が高すぎる場合、頭部が前に乗り出したストレートネックの状態になります。肩甲骨が外側に開き、肩が前にでることで猫背の姿勢になります。猫背姿勢はストレートネックと同様に首肩の血流が悪くなり首や肩こりを生じます。
では、最適な枕の高さは?
一般的な枕の高さは、女性や小柄な男性では5cm、標準以上の男性は6〜7cmです。しかしながら、実際には枕の硬さによって沈み込みが生じるためそう簡単ではありません。
最近は、高さとともに硬さも調整できるBAKUNE MAKURAなどもあり、最終的な寝姿勢が重視されています。
高さや硬さを12パターンで調整できるBAKUNE MAKURAには”まくら計測器”が付属している


形状は寝返りが打ちやすいかで選ぶ
同一姿勢が血流を滞らせ身体不調の原因になります。睡眠中の同一姿勢を予防するため、人は無意識に一晩20回前後の寝返りをうっています。このとき、快適に寝返りが打てるかは枕の形状と反発力が影響しています。
頭部の沈み込みが深い場合、寝返りしようとしても頭部が固定されているため快適に動けず”寝返りの失敗”や”中途覚醒”につながり睡眠の質が著しく低下します。中央に窪み(穴)があるタイプもありますが、寝返りの観点では正しいとは言えません。

適度な弾力がある場合は寝返りが促進されるため同一姿勢を防ぐことで首・肩こりが予防できます。いずれも頭の大きさや重たさに影響を受けるため、形は穴あきではない標準的なもので、高さ硬さどちらも調整できる枕が理想的です。
高さ調整まくらのオススメ5選|特徴と口コミ
BAKUNE MAKURA | モットン | ニトリ 高さが10箇所調整できる枕 | 西川 クーシェ(かため) | モテックスピロー | |
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オススメ度 | |||||
価格(税込) | 21,780円 | 17,800円 | 4,990円 | 5,500円 | 16,500円 |
特徴 | ・高さ計測シート付き ・高さ硬さを12パターンで調整 ・30日間トライアルあり | シートで50通りの高さ調整 | ・10ヶ所の高さ調整で寝心地調整・ | ・5つのポケットで細かな高さ調節が可能・丸洗いOK | 枕の裏面にある4つのダイヤルで4部位(頭、首、右肩、左肩)の高さがパーツごとに1㎜単位で調整可能。 |
サイズ | 70×40×5〜10cm | 55×40cm | 60×40×12cm | 約62×39cm | - |
重量 調整により変動 | - | - | 1.66kg | 1.8kg | - |
高さ調整 | 6段階調整 5cm~10cm | 3〜11cm | 10ヶ所のパイプやシートで高さ調整 | 厚み1cmの高さ調節シートで4箇所を調節 | 首15㎜(⁺7㎜-8㎜)・頭10㎜(±5㎜)・両肩20㎜(±10㎜) |
硬さ調整 | ◎ | なし | ○ | なし | なし |
素材 | 高反発ウレタン・高級低反発ウレタン | ウレタンフォーム・ポリエステル | パイプ・そば・ラテックスから選択可能。高さ調整シートはウレタン素材 | パイプ・ウレタンフォーム | ウレタンフォーム ABS |
TENTIAL『BAKUNE MAKURA』| 高さと硬さが調整できる枕
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BAKUNE MAKURAは50%OFF
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疲労回復のリカバリー分野で存在感を発揮するTENTIALが手がけたBAKUNE MAKURAは、高さと硬さを調整できるのが大きな特徴です。
流線型のカーブ構造が肩から頭部をくまなく支え、適度な反発力で寝返りをサポートし、70cmの余裕あるワイド設計で快眠が持続します。
Withing Health Mateによる睡眠計測では睡眠中断回数や中途覚醒が減少し、睡眠スコアの改善を認めています。
\公式サイトなら30日間の返金保証あり/

高反発まくら『モットン』
高反発まくら『モットン』では専用シートで50通りの高さ調整が可能です。
前後で異なる高さ設定ができるので、逆さにするだけで簡単に高さを変えることができます。ただし、硬さは購入時にしか選ぶことはできません。口コミでは「硬めがちょうど良い」「柔らかすぎて首が痛い」という意見が見られるため首肩のサポートが目的なら”硬め”を選ぶようにしましょう。
ニトリ『高さが10箇所調整できる枕』3種の中材
パイプ、ラテックス、ソバの中材を選べるニトリの高さ調整まくら。5000円とリーズナブルな価格で、10箇所の高さをそれぞれに設定できるので細かな使い心地を再現できます。
ただし、硬さは”やや硬め”から変更することはできず、10箇所に仕切られているので(特にパイプで)ボコボコとした感触を訴える口コミも目立ちます。中材をパイプ・そば・ラテックスから選択可能です。

【ダイアル式】モテックスピロー
頭・首・両肩の4箇所を1mm単位でダイアル調整できるモテックスピローは、最下層に高さが調整できる基盤があり、その上をクッション性のある素材で構成しています。
調整幅は首15㎜(⁺7㎜-8㎜)・頭10㎜(±5㎜)・両肩20㎜(±10㎜)とあまり広くなく、実際には購入時に選択するラージ(大)かレギュラー(ふつう)かの選択が大きく影響します。
身長170cm未満はレギュラーサイズ。170cm以上はラージサイズが適応です。

西川の高さ調整まくら『クーシェ』
寝具の西川が作った『クーシェ』は中材のソフトパイプの量を調節して高さを決める枕です。中央部分に凹みがあるので寝返りには都合が悪いのですが、安価でワイドサイズな調整枕を試せます。






