漫☆画太郎の絵本『ももたろう』読んだ感想と、なぜ今児童書なのか考察

「鬼才・漫☆画太郎が絵本に挑戦する」という驚きのニュースが飛び込んできました

タイトルはズバリ『ももたろう』

作品は既に出来上がっていて、2020年12月14日の発売を待つばかり

漫☆画太郎と言えば、これまでも西遊記をベースとしたギャグマンガ『珍遊記』などで、一部熱狂的なファンもいるギャグ一筋30年のベテラン漫画家です

「漫☆画太郎が児童書ってどうなの?」という疑問がある方もいると思いますが、読んでみるとなるほど!と言える内容でしたのでネタバレにならない程度にレビューしていきます。

しかし、なぜ今児童書に踏み込んだのでしょう?それもちょっと調べてみました。

目次

漫☆画太郎の絵本(笑本)『ももたろう』、ペンネームはガタロー☆マン?

『ももたろう』は、誠文堂新光社から2020年12月14日に発売される”ガタロー☆マンの笑本(えほん)シリーズ”第一作です。

サイズは縦240mm 横210mm  
40ページ構成で、定価は 1,200円+税

初回限定版には読み聞かせQRコードの特典が同封されています

あれ?漫☆画太郎じゃない?と思ったでしょうか

今回、『ももたろう』を出版するにあたりペンネームを”ガタロー☆マン”に改めているようです。

■ガタロー☆マン
子どもの笑顔を守るためニコリン星からやってきた宇宙人☆
かなしい結末がだいきらいで世界中のむかしばなしをハッピーエンドに変えちゃおうとたくらんでいる年齢不詳・性別不明のスーパーヒーロー☆

ガタロー☆マン:作者プロフィール

作品によって作者名を変えるのはよくあることですが、漫☆画太郎先生の場合は漢字を子どもにも分かりやすくするのと、言葉の響きを児童書に合ったものに変えるためだと思われます😅

『世界中の昔話を・・・』となっているので今後は日本以外の物語を題材にすることを予定しているのでしょうか、画太郎先生はパロディの鬼才、これは楽しみですね

ガタロー☆マン(漫☆画太郎)の『ももたろう』はどんな作品?

『ももたろう』を発売前にお試しで読むことができ、、ました

感想としては

  • パターンは天丼(繰り返し)
  • やっぱり漫☆画太郎だった 
  • 画力が高いのは本当だった   です(笑)

繰り返し(天丼)は絵本の王道パターン

『ももたろう』で笑いが起きるパターンは天丼(繰り返し)によるものでした。

これは宣伝動画でも確認できます↓

この『繰り返し』、大人もですが子どもは特に好きなパターンですよね

絵本の歴代売り上げNO1”いないいないばあ(松谷みよ子)”も繰り返しのパターンですし、「くるぞ、くるぞ、キター」といった流れは絵本だけでなく、漫才やコントなど、多くの笑いに共通しています

この『繰り返し』パターンによって、漫☆画太郎先生らしさを残しながら、子どもが喜ぶ笑本が出来上がっています☆彡

絵本でも漫☆画太郎だった

物語の大筋は童話の桃太郎です。登場人物も同じなので桃太郎であることには間違いありません。

でも、何かが違う、というか完全に画太郎節にアレンジされています。

簡単に言えば鼻水とヨダレ、独特のタッチはそのまま、やはり鬼才・オリジナリティーの塊ですね

Twitterでは「桃を切るシーンで桃太郎カチ割りそう」という予想がされていましたが、そんなベタなことはありませんでした。

宣伝動画より抜粋

むしろ、上手く半分に収まっていた桃太郎が謎すぎる。。

漫☆画太郎の画力が高いのは本当だった

これは常々ファンの間で言われていることですが、漫☆画太郎先生の画力は高いです。

森泉・ダウンタウン浜田雅功・和田アキ子の似顔絵はどれも特徴をとらえてますね。

森泉
ダウンタウン浜田
和田アキ子

鼻水・ヨダレなどの表現を嫌う人がいるのも事実ですが、全体としては「構図が見やすい」、「キャラクターの動きがよく分かる」といった点で画力(表現力)が高いのが分かります。

なぜ漫☆画太郎が絵本を書くのか?

これまで30年間 少年誌や青年誌で作品を展開してきた漫☆画太郎先生がなぜ今回は児童書なんでしょうか?

これは完全な憶測ですが、次は児童書の印税を取りに来た」で間違いないと思われます。

業界では「児童書は当たれば大きい(長く売れ続ける)」と言われていますし、

先生は過去に『夢の印税生活』と題した作品も出版しています

さらになんと「自分の本を古本屋で買うやつは○ね!」と公言しています↓↓

これまでに、映画化もされた『珍遊記』や『まんゆうき』で既に少年誌・青年誌を制覇し、夢の印税生活を手に入れていると思われますが、ここでは更に児童書の印税を取りに来た

ということでしょうか(笑)

ガタロー☆マンの『ももたろう』、ネットの反応

✔︎熱い画太郎ファンの反応はこちら

確かに、冷静に考えてたら買えないかもしれませんね😅

漫☆画太郎のおすすめ作品集

漫☆画太郎先生の作品集です、個人的には『星の王子さま』がおすすめです。

Kindleストアなら、無料お試しでもかなりのページを読むことができます。

珍遊記 全4巻

昔々ある所にジジイとババアがいました。二人は、史上最強のサル&天下無法の暴れん坊の山田太郎にたいそう手を焼いていました。そこへ現われたのは旅の僧・玄じょう。人智を超えた二人の戦いは意外な展開に…!? あの名作冒険ギャグ漫画がジャンプコミックス時のオマケページを収録し、登場!

Amazon:珍遊記商品紹介より引用

珍遊記2 夢の印税生活 全2巻

ついに待ちに待った「珍遊記2」の単行本化!ストーリーは珍遊記の続きというかリンクした話といったところです。珍遊記2とタイトルつけてのっけに娘々が出てくるところなんか画太郎先生らしくて笑えます。「珍遊記」「まんゆうき」当時のキャラが現在のタッチで描かれているのも興味深いです。ただ山田太郎はあまりにも当時と顔が違いすぎるだろっ(笑)!今のところテンポも良いしこの先期待してます(まぁ、天狗の鼻おれみたいにグダグダになってもそれはそれで面白いから良いのだが。。。)。

Amazonカスタマーレビューより引用

まんゆうき 全2巻

今やババアとコピーとトラックオチの作風で常人には理解しがたい領域に行ってしまっている漫☆画太郎漫画ですが、この『まんゆうき』、とくに1話完結話が集められている上巻はロジカルなギャグ短編で一般人でも楽しめます。
おすすめ。ここから諸星大二郎の中国ものに入って行ってもいいと思うレベルです。

Amazonカスタマーレビューより引用

星の王子さま 全6巻

期待しないで読みました。
星の王子さまは好きな作品だったので、なにをいまさらって気分だったので。
でも、さすが漫画太郎さんです!、面白いのに星の王子さまの世界がキチンと成立してます。

Amazonカスタマーレビューより引用
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