スタンド一体型!XGIMI MoGo 3 Proを徹底レビュー♪ネトフリ公認プロジェクターだ!

XGIMIプロジェクター-MoGo-3-Pro-レビュー-口コミ-メリット-デメリット-明るさ-昼間

映画は大きいに限る!プロジェクターレビュアーの山頭火です

XGIMI (エクスジミー)の最新ポータブルプロジェクターMoGo3Pro(モゴ スリー プロ)を借りて、10日間いろんな環境で楽しんだ感想をレビューします

今回のMoGo 3 Proはナンバリングにこそ続きになっていますが、MoGo 2 Proとは違いのあるプロジェクターに仕上がっています

10日間使って感じた「MoGo 3 Proが究極のエンタメプロジェクターな理由」はこちら

  • スタンド一体型で場所を選ばず壁・天井で楽しめる
  • 面倒な設定いらず!誰でも簡単に大画面&高画質
  • GoogleTV搭載だから、スマホ連携でNetflix等が手軽
  • バッテリー内蔵スタンド・マジカルレンズなどアクセサリでも楽しみUP!
山頭火

XGIMIはプロジェクター専門ブランドなだけに品質に手抜きはありません。とくに、画面の自動調整はXGIMIがNO,1でしょう。使い勝手の良いプロジェクターをお探しなら、MoGo 3 Proはかなりお勧めです。

タップできるもくじ

ポータブルプロジェクター XGIMI MoGo 3 Proのスペックと特徴

MoGo 3 Proの機能一覧画像
MoGo 3 Pro
デザイン
価格単体¥79,800
スタンドあり¥89,800
サイズφ95 x 20.5cm 
重さ1.1Kg
投影解像度1920 x 1080ピクセル 1080P
輝度450ISOルーメン
画面サイズ40〜200インチ
スローレシオ 投影比1.2:1
マジックレンズ装着時は0.5:1
自動調整機能中断のない オートフォーカス &自動台形補正 障害物自動回避機能 スクリーンへの自動適応
投影方法フロント、リア フロント天井、リア天井
スピーカー5W×2基 Harman/Kardon製
内蔵OSGoogle TV
低遅延ゲームモード ≤ 27ミリ秒 (自動台形補正オフ) 1080P/60 Hz, ゲームモード ≤ 60ミリ秒 (自動台形補正オン)
無線機能Bluetooth5.0 デュアルバンド2.4/5G Wi-Fi
物理ポート【入力】 USB type-C ×1(入力ポート、PD3.0プロトコルをサポート)(注12) USB × 1 Micro HDMI (ARC対応) × 1 【出力AUXなし】
その他の機能静音:30db未満 アイ・プロテクション 出力65W以上のモバイル バッテリーから給電が可能
MoGo 3 Proスペック表

レビュー|XGIMI MoGo 3 Proを使った感想「使いやすさは過去最高です」

結論、現時点で選べる最高のエンタメ・プロジェクターです

そう言い切れる理由は3つ

  • 持ち運び楽!(専用ケースもお洒落)
  • 設定いらずで誰でも高画質な大画面!
  • GoogleTVは使いやすさ抜群♪Netflixのスマホから再生も簡単!

MoGo 3 Proは、とにかく手軽!これに尽きます。

画質や音質は同価格帯のプロジェクターでも最高峰ですし、台座一体型や自動調整のおかげで設置のしやすさは機械音痴な妻でも設定から日頃の推し活まで気持ちよく使えるレベル。

山頭火

MoGoシリーズの完成形と言ってもいい仕上がりです

まずは開封♪MoGo 3 Pro は持ち運びがとっても楽ちん

まずは開封!同梱物は

  • MoGo 3 Pro本体
  • 65W出力電源アダプター
  • リモコン(単四電池×2個同封)

片手で持ちやすい円柱形にストラップ付き!1.1kgの軽量ボディなのでプロジェクターを運んでいる気にはなりません。

1080P高画質をISO450ルーメンの明るさで映し出すレンズとスクリーンの各種自動調整を行うセンサーが搭載されています。普通のプロジェクターと違って、折り畳めばレンズが保護されるのでキズがつく心配はありません。

別売りのMoGo 3 Pro専用ケース(¥6,900)を使えばさらにスタイリッシュに持ち運ぶことができます。

バッテリー内蔵スタンドは発明!

MoGoシリーズは前作のMoGo 2 Proからバッテリーを搭載していません。

そのため、使うには電源(または65W出力対応のモバイルバッテリー)が必要です。なので、いわゆるモバイルプロジェクターではなくポータブルプロジェクターという名称になっています。

これは一見不便のようですが、価格はその分が値引きされていますし、多くの場合でプロジェクターのランプ寿命よりもバッテリーが寿命の方が先に尽きてしまうことを考えれば『バッテリー=取り換え式』の方が製品を長く楽しめることになります。

山頭火

そこで今回の”バッテリー内蔵スタンド”が便利ですね。20000mAhの大容量で動画で最大2.5時間電源なしで楽しめます。

MoGoシリーズからバッテリーが無くなって、屋外や電源コードの届かない場所では苦労しました。65W出力対応のモバイルバッテリーは今回同時発売されたバッテリー内蔵スタンドで見た目はかなりスマートになりましたね。

これはまさに、この手があったか!てなりました。

注意点としてはスタンド自体には角度調整がないことです。なので調整可能角度は本体の130°までというのは変わりません。

山頭火

すでにスタンドや65W出力のバッテリーを持っている方はMoGo 3 Pro単体で良いかと思います。

\スタンドなしは−10,000円でも購入できます/

MoGo 3 Pro は面倒な設定なし、で高画質大画面!

今回のMoGo 3 Proは前作のMoGo 2 Proと比べて、明るさは400→450ISOルーメンにアップしているため昼間から楽しめる明るさが一段と増しました。一体化した台座で130°の角度調整ができ、天井投影がとっても簡単。さらに中断のない自動台形補正や障害物を回避して投影するサポート機能はそのまま引き継いでいるので、どこに持ち運んでも簡単に大画面を楽しむことができます

山頭火

XGIMI独自の技術で、MoGo 3 Proを置くだけでキレイに映せるのがとっても便利でした。

PC作業をしながら、ベッドで横になりながら、などいろんな壁に投影して楽しみました。設置して10秒ほどで完璧なスクリーンでの投影を始められます。

この画面調整の機能はISA2.0(Intelligent Screen Adaptation)と呼ばれる6つの機能の総称です


中断なしの自動台形補正
パーフェクトな長方形へ。どんな角度に設置しても、自動で台形補正を行うため、面倒な手動設定は必要ありません。


数秒内のオートフォーカス
映像のぼやけを解消。MoGo 3 Proは、瞬時に壁面やスクリーンにピントを合わせ、クリアな映像を提供します。


障害物自動回避
どんな瞬間も見逃しません。MoGo 3 Proは、投影範囲にある写真フレームや飾り物などの障害物を検知して、投影サイズを調整します。映像を妨げられることなく、快適な視聴体験を実現します。


スクリーンへの自動アジャスト
スクリーンにぴったり。スクリーンのエッジを検知し、自動で最適な位置とサイズに調整するため、誰でも簡単にセットアップできます。



インテリジェントな目の保護機能
搭載しているToFセンサーが、カメラの前方にいる人を検知すると、一時的に画面を暗くします。光源による目へのダメージを防ぐため、安心して視聴することができます。

オートフォーカスと自動台形補正をコンテンツの中断なしでできるのがISA2.0の特徴です。適当な場所に置くだけでスクリーンの最大幅をとって投影してくれるXGIMIの独自技術です。

山頭火

障害物回避機能は、影になるような物を自動で避けて画面を調整する便利な機能です。ただ、特性上どうしても画面サイズは小さめになってしまいます。「少しの画面の欠けはいいからとにかく大画面で見たい」という場合はOFFにしておきましょう。

今のところ、XGIMIのプロジェクターほど上手にスクリーンを見つける製品はありません。

妻のよし子さんよし子さん は自他共に認める機械音痴だけど、この機能のおかげで私がいないときにもK-POPアイドルの推し活を大画面&高音質で楽しんでいます。

KPOP 韓流のライブをプロジェクターで楽しむ様子
よし子

好きなアーティストのライブを壁一面の大画面巨大スクリーンで見るのは最高ですよ♪

スクリーンサイズと投影距離の比率=投影比(スローレシオ)について

自分の部屋でどのくらいのスクリーンサイズが実現できるのか?気になる方は以下の式で画面サイズを求めることができます。

投影比スローレシオを使った計算式】

とれる距離から画面幅を求める場合
W(幅) = m(距離) ÷ a(投影比)

見たい画面幅から距離を求める場合
m(距離) = w(幅) × a(投影比)

https://tksoft.work/archives/111

例えば、筆者の寝室では3.5mの距離から投影しています。MoGo 3 Proの投影比は[1.2]なので、距離 3.5m÷投影比 1.2=横幅約2.9mの130インチスクリーンが可能になります。障害物回避機能などがONになっているとサイズダウンすることがありますが、機能をOFFにして自分で設定すれば最大画面が楽しめます。

この投影比はプロジェクター選びでかなり重要です。

プロジェクター
スクリーンの距離
投影される画面サイズ
106cm40インチ
159cm60インチ
213cm80インチ
266cm100インチ
319cm120インチ
投影距離と投影サイズ

MoGo 3 Pro はGoogleTV内蔵!Netflixなどスマホから再生できる

内蔵OS”GoogleTV”はコンテンツが探しやすく、iphone・Androidともにスマホとの連携も抜群。プロジェクター選びでは明るさ・画質などが優先されがちですが、購入後に大事なのは『日々の使いやすさ』スマホと同じように操作できるGoogleTVならストレスなく使いこなすことが出来るでしょう。

複数のアプリサービスを横断して見たいコンテンツを探し当ててくれます

山頭火

”キャスト機能”は、同じWi-Fiネットワークにあるスマホやタブレットのアプリで再生中のコンテンツをMoGo 3 Pro上の同じサービスのアプリで再生できる機能です。

やり方は簡単、YoutubeやNetflixなどでこのマークを探してMoGo 3 Proと接続を選ぶだけ。スマホ上で選んだコンテンツの再生がMoGo 3 Proから行われます。

私は主にiPadからのキャストで映画などを楽しんでいます。リモコン操作は慣れるまで時間がかかりますが、スマホやタブレットならかなり簡単です。

一応、リモコンにもYoutubeやNetflixのショートカットボタンがついて便利ですが、”キャスト機能”があるおかげでほとんど使っていません😅

MoGo 3 Pro Bluetoothリモコン の説明

Youtubeなんかでは頻回に動画を切り替えるのと、場面を見たいシーンまでスキップします。リモコンで早送りするよりもキャスト機能の方が使いやすい😃

こう見るとライブ中に自分が撮影した動画を見ているような錯覚さえ覚えます。

XGIMI肝入りHarman/Kardon製スピーカーなので音質もかなりクリアで高音低音ともに良いですね(動画では伝わりにくくてすみません)。欠点としては、MoGo 3 ProにはAUXや光ケーブルは無いので音の拡張性はあまり高くないこと。ポータブルプロジェクターなので”仕方がない”のですが、シアター音響にこだわる方には不向きと言えます。

山頭火

ヘッドホンやスピーカーなど、外部の音響機器に繋げる場合はBluetooth接続になります。

低遅延ゲームモード搭載♪アクションゲームも大画面で!

MoGo 3 Proには「USB」と「MicroHDMI」2つの入力端子があります。

USB入力ではHDDやSSD、フラッシュメモリに入った画像や動画データの再生が可能で、家族写真などの思い出を大画面で再生できるのは感動もの。

MicroHDMIはゲームや PCなどを接続して画面をスクリーンに映し出すことができます。ふだんテレビの60インチでやってるゲームも、120インチの大画面だと迫力がケタ違い!

山頭火

ゲームモードは1080P/60Hzで低遅延27ミリ秒!人間には感じることが出来ないレベルで、アクションゲームも違和感なくプレイできますよ

Switchでマリオも違和感なくプレイできました

MoGo 3 Proで検証、450ISOルーメンは昼間にどう映るのか?

MoGo 3 Proの輝度(明るさ)は450ISOルーメン、って実際にはどんな明るさ?ってことで、昼間の室内で検証したみた結果がこれ↓

外は晴れ、レースカーテン→遮光カーテン→シャッターを使っての遮光環境です。

450ISOルーメンと言われてパッと明るさが想像できる方は少ないと思いますが、実際はこんな感じで、少し遮光するだけで昼間からでも楽しめます

山頭火

休日の昼間から、プロジェクター大画面でNetflix・Youtubeで現代のコンテンツを消費しましょう。

子供と一緒にDRAGON BALLの映画を鑑賞し、野球動画も大画面

繰り返しますが、遮光カーテンを使うだけでも投影はかなりハッキリクッキリして楽しめます(左)。さらにシャッターを使うと(右)色味がより鮮やかな状態ですね。

明るい環境に弱いのはプロジェクターの宿命ですが、MoGo 3 Proの輝度ならカーテンやシャッターなどの簡単な遮光でハイクオリティな映像を堪能できます。MoGo 3 Proは、昼間から使える明るさのプロジェクターです

MoGo 3 Proアクセサリ マジカルレンズはパーティ部屋の装飾にピッタリ

MoGo 3 Pro専用アクセサリのマジカルレンズを使ってみました。

このレンズをつけると投影比が通常の1.2:1→0.5:1へ変化し、画像の範囲が拡大されます。

装着方法はちょっとクセがありますが、一度やればすぐに慣れました。

MoGo 3 Pro マジカルレンズ

マジカルレンズを装着したときはXGIMI Wallというアプリから”いい雰囲気”なアトモスフィアムービーを楽しむことができます。

山頭火

動画は宇宙とか空とか窓から眺める都会とか、何種類もあってリラックスにも役立ちます。普段使いはしないけど、特別な日のプロジェクターの楽しみ方としてはいいかも。

画面端の方はかなり引き伸ばされるため普段のコンテンツ(映画とか)には不向きです。短い距離でも壁一面に癒し動画などを映し出せるのでパーティや店先の装飾に使えそうですね。

まとめ MoGo 3 Proは現代最強のエンタメプロジェクターです

というわけで、MoGo 3 Proは『持ち運びが楽』で『バッテリー兼スタンドで見た目スマート』な『昼間でも明るい画面で楽しめる』プロジェクターです。

内蔵OSのGoogleTVはコンテンツの検索がとても良く、スマホとの連動で「スマホからMoGo 3 Proに再生指示を出すキャスト機能」はリモコンいらずなぐらいに便利。

普段は機械を触らない私の妻が、韓流アイドルのライブ映像を独り楽しんでいるのを見て「最高のエンタメプロジェクターだ」と感じた次第です。

MoGo 3 Pro
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 1kgの軽さ♪持ち運びが楽
  • 単体で角度調整やレンズ保護が可能
  • 昼間から楽しめる輝度450ISOルーメン♪
  • 進化した自動画面調整機能ISA2.0で置くだけ大画面
  • GoogleTV搭載だから、スマホ連携でNetflix等が手軽
  • バッテリー内蔵スタンド・マジカルレンズなどアクセサリでも楽しみUP!
デメリット
  • この記事を読んでもらった上で、買って後悔するようなデメリットはありません

先駆的!世界的ブランドXGIMIのプロジェクターレビュー記事はこちら

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