無印良品の『寝返りを受け止めるまくら』レビュー：BRAIN SLEEPピローとの比較と違い

無印良品の新作まくら、その名も『寝返りを受け止めるまくら』を購入したので、使った感想をレビューします

通気性バツグン！
丸洗いで清潔！
へたってもお湯シャワーで復元！

と、今も主流の”低反発ウレタン枕”の欠点をすべて克服したかのような理想の枕な本品、お店で見かけて即購入でした！

パッと見て気になったのは”眠りを科学する”で知られるBRAIN SLEEPブランドの『ブレインスリープピロー』とソックリってこと！

気になっている方も多いと思うのでどんな違いがあるのかも調査してみました😃

無印の新商品『寝返りを受け止めるまくら』を発見

猛暑のなか日課になりつつあるイオンで涼みウォーキングの途中、無印良品で新作の枕『寝返りを受け止めるまくら』を発見しました

でも、この枕はどこか既視感があるぞ・・・・

そうだ、、、BRAIN SLEEPの枕『ブレインスリープ・ピロー』にそっくり似ている（ていうかそのまま！？）

でも、たしかあれは3万円以上する高級品、、

ということは、目の前にあるコレは買い😠！！！

と言うことで、とりあえず買いました

ブレインスリープピローは優れた通気性で、睡眠中の脳を冷やして眠り始めの90分（黄金の90分）を深くすることで、睡眠サイクルの質をあげることができます。睡眠グッズのなかでも科学的アプローチがしっかりしている かなり革新的な安眠枕です。

似てる！『寝返りを受け止めるまくら』と『ブレインスリープピロー』の３つの違い

ポリエチレン樹脂で作られた見た目はほとんど同じ、はっきりとした違いは『価格』『層の豪華さ』『高さが選べるか』です。

商品名	寝返りを受け止めるまくら	ブレインスリープピロー
ブランド	無印良品	BRAIN SLEEP
価格（税込）	6,990円	33,000円
サイズ ☑️BRAIN SLEEPは選べる	３５×６０ 高さ 中央８．５cm 両端１２ｃｍ	３５×６０ 高さ LOW ６ー８cm STANDARD ９ー11cm HIGH 12ー14cm
同じところ （共通点）	・シュワーで丸洗いできる ・通気性がとても良い ・ヘタリがあればお湯で回復
違うところ	価格は約４倍無印が安い ブレインスリープピロー33,000円 無印良品は6,990円  構造 ブレインスリープピローは縦3層、横９層のグラデーション、無印は1層（中央が柔らかく端は硬め）   高さ ブレインスリープは高さが３種類から選べる、無印は１サイズのみ  中央部分のくぼみ
公式ストア の評価	3.4/5.0	4.5/5

低評価の原因は『高さ』！気になる無印良品オンラインショップでの悪い口コミ

記事執筆時点では、『寝返りを受け止めるまくら』の無印良品オンラインストアでの評価は５点満点のうち3.4点 と、やや低評価となっています。

新発売ということもあり、まだ評価数が少ないため、今後の評価変動も考えられますが、無印良品を愛用している方々が多く集まる公式ショップでの口コミとしては、少し寂しい印象です。

口コミの内容を詳しく調べてみると、低評価の原因は「硬くて高い」「高さが合わず首が痛くなった」といった声が多いようです。

多くの投稿者は、枕の素材やサポート力には満足しているものの、高さや硬さが合わないという点が評価を下げている主な要因と考えられますね。

女性にはBRAIN SLEEPピローの高さLOW（低め）がおすすめ

無印良品の『寝返りを受け止めるまくら』は、通気性や頭部を支えるところは良いですが、高さが合わないという理由で低評価を受けることが多いようです

この枕の高さはBRAIN SLEEPピローのスタンダードとほぼ同じ8.5cmですが、BRAIN SLEEPピローは無印にはない低め（LOW：中央部分6cm）サイズも選択可能です

無印良品『寝返りを受け止めるまくら』を実際に使った感想

と言うことで、自宅の寝室で記念撮影をしながら、お店ではじっくり見れなかった中材を確認していきます

裏面がコの字ファスナーになっているので取り出しはとても簡単

中材は側生地：ポリエステル１００％，　中材：ポリエチレン１００％とのこと

ほとんどの空間が空洞になっているため通気性は抜群、弾力性はけっこうあってホールド感ありそう

 中央部分は細くて柔らかく、端は太くて硬めに設計されています

通気性を試したくて、扇風機を使ってみたらビュンビュン風が通る😃

とくに、寝ているときの発汗量が多い子ども達にも通気性は大事

脳と身体の成長期にはしっかりと睡眠をとってほしいものです

寸法はカタログ通り、縦３５×横６０cm

高さもカタログ通り中央８．５両端１２ｃｍでした

枕カバーはいる？ピッタリよりも少し布が余るものを選びました

ブレインスリープピローのことで知っていたのですが、この手の”軽い枕”のデメリットは、軽すぎて睡眠中に枕がズレやすいことです

とっても不快な睡眠中の枕のズレは、余った布を体の下に敷くことや、ベッドフレームや壁でストッパーを作ることで対策ができます

あと、カバーをつけると通気性は悪くなるので、通気性や肌触りなど、総合的に判断すべきでしょう

以下、身長176cm、体重70kgの私が１週間じっさいに使ってみた感想です

まず、商品名にもなっている『寝返りを受け止める』ですが、横幅も一般的な枕より広く、適度な硬さの沈み込みでホールド感はかなり良好です。寝返りしても不快感なく

通気性の良さには大変満足しています。

みてきた通り、この枕は中がほぼ空洞でメッシュ素材が使われています。この抜群の通気性で睡眠中も頭が蒸れることなく快適に眠ることができます。

これまで使っていたニトリの低反発ウレタンの枕は、室温にもよりますが”蒸れが不快”で頭の位置を変えることもありました。この”蒸れ”で睡眠の質を落としていたと思うので、もっと早く対策すべきだったかもしれません。

また、無印らしいシンプルなデザインと、丸ごと洗える清潔感もやはり魅力です。

じっさいに水洗いをして乾燥させてみましたが、夏場なら陰干しでも２時間程度で乾いていました。枕の臭いも気になるお年頃なのでカバーだけじゃなく枕本体もしっかり洗っていきます😃

一方で、多くのレビューでは高さが合わないと感じる方がいるのも事実です。特に仰向けで寝ると首が押し上げられる感覚が気になるとの声もあります。

この点は、体格や骨格によって個人差が大きいため、購入前にはできれば店頭で試して、自宅のマットレスとの相性も考慮することが大切です。高さが自分に合うようであれば、通気性やホールド力が良好な無印の『寝返りを受け止めるまくら』は、『BRAIN SLEEPピロー』よりもかなり格安に快適な睡眠を提供してくれるでしょう。

あと、中央の凹み部分は自分にはちょっと合わないかなぁ〜っと思い始めました。

というのも、寝返りを打つときに中途半端にこの凹みに当たると不快で目が覚めてしまいます。下のグラフはスマートウォッチの睡眠測定機能を使ったグラフです。

もともと中途覚醒(眠りの途中で目覚めてしまうこと)のほとんどない私ですが、無印の枕では眠り始めに中途覚醒が発生し、深い眠りに到達していないことが分かります。意識がないレベルのときもありますが、明らかに頭のズレが不快で起きたことも記憶にあります。

しばらく使ってみますが、枕えらびって本当に難しいなぁと感じるこの頃です。