今人気のメカニカルキーボードのKeychron
と、そっくりなVisslesというブランドのキーボードが気になったので実際に購入。2つを比べてみました。
どちらも
- メカニカルキーボード
- 約1万円で入手できる
- RBGライトがピカピカ光る
- ワイヤレスと有線接続に対応
と言った特徴があり、外見は瓜二つ。
数日使ってみた感想を投稿します。
VisslesとKeychronの
- 質感のちがい
- 打鍵感のちがい
- RBGライトの光りかたのちがい
- その他、スペックのちがい
についてレビューします
価格や種類の豊富さについて
Keychron:キー配置や軸色を選べる
Keychronといえば、K1からK8まで、キーの高さや数で細かくモデルが分けられているのが有名です。
買おうと思っても「どれがいいんだ?」と悩む人多数。
私もK8に決めるまではいろんなサイトを渡り歩きました。
決め手になったのは”やまかふぇ”さんのこの動画です
- テンキーレスのコンパクトサイズ
- 余裕のあるキータッチ(独立したカーソルキー)
- 選べるアルミフレームと軸変更可能なホットスワップ
- Keychron史上最高の打鍵感と打鍵音
- Siri 呼び出し専用ボタンあり
ファンクションキー、カーソルキーなどの間にスペースがあり使いやすさがアップしています。
Keychronの販売は以下で確認できますが、どれも日本語JIS配列は欠品気味。
在庫はまばらで価格も5000円ほど高くなります。
- Keychron公式サイト
- Amazon
- 楽天
- ヨドバシカメラ
Visslesはアマゾンで”Vissles-V1赤軸”のみ販売中
Visslesは本国アメリカのサイトで確認するとRBGライトモデルは「V1 84キー」の1つのみ。
配列はKeychron K2と同じです。
Keychronには無い以下のゲーミングに役立つ機能を持っています
- マクロ入力(入力順序を記録)
- Nキーロールオーバー(高速入力に有利)
- アンチゴースト(高速入力に有利)
- 接続先5台のマルチペアリング
Keychronはゲーミングでは無いのでこれらの機能はありません(ペアリングは3台まで)。
公式サイトから買ってもよかったのですが、早く欲しかったのでアマゾンで注文し翌日に受け取りました。
Visslesの外観
光り方はこちらの動画がみやすいです
Keychron(K8)アルミニウムボディの外観
キーキャップの質感の違い
Keychronは指に吸い付くようなキーキャップ
KeychronのキーキャップはABS素材で表面はマッドな質感。タイピングしている指に吸い付くような使い心地があります。
Visslesはテカテカ
Visslesのキーキャップは表面がツルツルとしていて、光が当たると照り返しがあります。モニターライトを使っていると照り返しのあるキーボードは使いにくいので注意したいところです。
このキーキャップは使っていると皮脂汚れが目立ちます。
打鍵感の違い
Keychronの魅力はなんと言っても心地よい打鍵感。正直、ここまで気持ちがよいとは思っていませんでした。
これは既に動画で撮られてるので参照します。
カチャカチャなVissles クリッキーなKeychron
KeychronとVisslesの打鍵感の違いを撮影しました。
- Keychron:Gateron茶軸
- Vissles:赤軸を注文
Keychronは「カチャカチャ」Visslesのほうは「スコスコ」という感じです。軸が違うので比較にならないかもですが、静かなのはVisslesの方ですね。
キーキャップを外してみたところ問題が、、、
調べてみるとVisslesのキースイッチはGateronでもCherry MXでもない独自規格のようです。独自規格だとしても青と赤はえらい違いです。
いやぁこれには参りました(一応Amazonなので返品も検討します😅)。
あと、Visslesはキー感度がかなり敏感にせっていされています。キーボード上で手を休めていると「ああああああああああああああああああ」みたいに連打になりがち。
ゲーミング用途では感度が高い方が良いのですが、タイピングではいちいち手を離さないといけないからストレスですね。
RBGライトの明るさ|keychronが圧勝
RBGライトの明るさはKeychronが圧勝です。
VisslesはライトMAXでも部屋が明るいと光っているのか分からないレベルでしたが、Keychronは光がキーの間から溢れています。
Visslesが先に手元に届いたのですがRBGライトが弱いので「Keychronもこんな明るさだったらどうしよう・・・」と不安になりました。Keychronはしっかりと輝いているので満足です。
これに関しては使用環境や使い手の好みもあると思いますが、実際にはKeychronも明るさを落とすことはできるので大は小を兼ねるということでKeychronの方が優れています。
Visslesは”ゲーミングキーボード”
それぞれの優っている点を書き出すとこうなります
一般的なタイピング用途なら、圧倒的にKeychronをおすすめします。何度も言いますが、打鍵感は最高。文章を打つのが楽しくて仕方ありません。
一方のVisslesは、今回軸色が注文と違うというアクシデントはありましたが、それを差し引いても打鍵感はKeychronに劣っています。キーキャップが少し安っぽいのも気になりますね。
ただ、価格は同じRBGモデルのKeychronと比較すると3000円ほど安く、アマゾンでサッと入手できるのが魅力です。何より、ゲーミング用途には欠かせない”Nキーロールオーバー・アンチゴースト・マクロ記録機能”といった機能もあります。
- Nキーロールオーバー
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複数のキーが同時に押された場合、その押された順序に従ってすべて認識されるというスペックのこと
- アンチゴースト
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ゴーストとは、入力したキー以外のキーを入力したものとして誤認してしまう現象のこと。こちらも複数のキーを同時入力した際に発生する可能性があります。「アンチゴースト」ならゴーストによる誤入力の心配ありません
- マクロ記録機能
-
複数のキーボード入力を記録して、ボタンひとつで同じ動作を呼び出すことができます。ゲーミングでは”技・回復”などで便利で、エクセルでも同じ作業を繰り返すときに活用できます。
Keychronにはこれらの機能はありません。
ロジクールの高級ゲーミングキーボードと同じ機能を持っていると思えば破格のコストパフォーマンスですね。