どの壁紙がいい?プロジェクターを家中で使って検証してみた

家の壁紙でプロジェクターを映してみた

プロジェクターにスクリーンは必要?
色付きの壁に映したらどうなるの?

ということで、プロジェクターをいろんな壁紙に直接映してみました。

壁紙の色・デコボコの違いでどう見えるか、写真でまとめたのでホームシアター導入のご参考にぜひご覧ください。

この投稿では以下のことがわかります

  • スクリーンと壁紙のちがいが知りたい
  • 色付きの壁に映したらどうなるか
  • 凸凹(デコボコ)の壁に映したらどうなるのか
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山頭火

ホームシアター・プロジェクターが大好きなブロガーの山頭火です。会社員の仕事の傍らXGIMIやAnker製品のレビューやスペック記事を書いています。好きな映画は”インターステラー””ガーディアンズオブギャラクシー”。です。

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いろんな壁紙に投影!重要なのは「色」と「デコボコ」

さっそく結論ですが、スクリーンがなくても白くて平らな壁ならキレイな映像を楽しむことができます。

問題になるのは「壁紙の色」と「デコボコ」です。

実際の写真で確認してみましょう

機材紹介

今回の検証で使ったブロジェクターはXGIMIのMoGo Pro+(モゴ プロ プラス)。300ANSIルーメンの明るさと自動台形補正などがあり、使い勝手が良いモデルです。

一般的な白い壁紙(ほぼ平ら)

一般的によくある住宅の白い壁紙です。多少の凹凸はありますが、近くに寄らないと分からないレベル。

少し明るい照明のもとで投影してみました。

映像上で白い部分以外は壁であることがわからないレベルでよく映せていますね。

次に、照明を切って暗くしてみると

WOW!かなりクッキリ!まるでスクリーンに映しているようなキレイさです。ちいさな凹凸(デコボコ)が光の乱反射を防いでいるのでボヤけ感もなくコントラストが効いた映像になっていますね。

ズームで近くによってみると、わずかにですが壁紙のデコボコを感じとることができます。

いやぁ、このレベルで映せるなら、もうスクリーンは要らないかも。

実際に安いスクリーンは光の反射率が高すぎて白ボケすることがあるので、白くて平らな壁紙の方が良い場合もありますね。

白くて模様のある壁紙(凹凸あり)

次に、白くてやや凹凸のある壁紙に投影してみました。

まずは照明をつけた明るい状態。

最初の白くて平らな壁紙ほどではないですが、よく画面が映せています。凹凸が所々で目立つといった感じでしょうか。

照明を切ってみると

WOW!これもかなりキレイ!

上から当たる照明がないので表面の凹凸の影もなく、ほとんどわかりません。

近く(5cm)から接写して元の壁紙の模様がやっとわかるていどです。

タテ筋が入ったデザイン壁紙

カラフルではありませんが、タテに模様の入った壁紙はどうでしょうか

やはり縦線がかなり見えています。照明を消しても変わりませんでした。

色付きの壁紙(ブラウン系)

次に、ブラウンのファブリック(編み込み)壁紙を試してみます。かなりデコボコしているのですが、どうなるでしょう。

まず、明るい部屋で投影。やはりデコボコが所々で黒い点になっているのがわかります。

明かりを消しても白い雲に黒い点々が目立ちます。編み込みなので光が入らない点が黒く見えているようです。ブラウン系の壁紙では黒がより濃く映る傾向にありますね。

編み込みは隠せない

これはプロジェクターの明るさが影響している可能性があります。

今回使用したプロジェクターはXGIMI MoGo Pro +、300ANSIルーメンのモデルです。

より明るいHaloHORIZONなどは凸凹を塗りつぶしてくれるのではないかと思います。

色付きの壁紙(水色)

次に、淡い水色の壁紙に投影。

左が白、右が水色の壁紙。右の壁に映してみます。

薄明かりの元で投影、青が少し残っています

明かりを消してもベースの青は残っています。山肌の青が潰れているのがわかりますね。

木目調の壁

次に、木目の壁に映してみます。大きなドアに映せるなら、壁とドアを気にせずに大画面にできそうですが…

明かりがついた状態では、まさに木。これはこれで味があるけど、気になる木。

明かりを消しても木目はわかります。壁とドアにまたがってみようとするのは難しいですね。

プロジェクター用スクリーン(Amazonで買った安物)

最後に、アマゾンで2,000円で買った格安スクリーンに投影してみます。

当然ですが、滑らかで色味もしっかりと出ていますね。

本当にキレイな映像が見たいときはやっぱりスクリーンですね。近くによっても粗がなく、滑らかさを実感できます。

まとめ|白無地の壁以外は模様や色味が影響する。

今回いろんな壁にプロジェクターを映してわかったことは

  • 凹凸のある壁は画面に影ができる
  • 色付きの壁紙は画像の色彩に影響が大きい

ということでした。

スクリーンを使えば最もキレイなのは間違いありません。しかし、白く凹凸の少ない壁ならスクリーンに近い画質になることがわかりました。

もし、自宅の環境で「白くて平らな壁」があれば、まずはそこでプロジェクターを楽しむのもありですね♪

楽しいホームシアターを手軽に始めてはいかがでしょうか

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