格安プロジェクター「FANGOR F-601」実機レビュー|

Amazonの売れ筋プロジェクターブランド FANGOR の最新モデル「FANGOR F-601」を購入したので画質や使い勝手をレビューします。

1,5800円という超低価格でありながらスピーカーやバッテリーを内蔵したこのモデル。カタログスペックと実際はどう違うのか、詳細かつ簡潔に評価していきます。

この記事を書いた人

はじめまして、ブロガーの山頭火といいます。

プロジェクターが好きで、これまでにANKERやXGIMIの製品をレビューしてきました。

今回はさらに安価で手に入る格安プロジェクターをレビューします。

提供を受けている、訳ではないので遠慮なく書き殴ります!

目次

最新モデル FANGOR F-601 のスペック

今回購入したのは中国のガジェットメーカーFANGORの最新モデル「F-601」。Amazonで1,5800円で入手できました。

FANGORはもともと部品メーカーでしたが、2018年から独自製品の製造販売を開始して今急成長している企業です。

2020年9月発売、バッテリー内蔵のモバイル仕様。6,800ルーメンの明るさと、有線や無線でのスマホ接続など多機能が売りの新モデルです。

詳細なスペックはこちら

FANGOR F-601
価格
2021/07/07時点
¥15,800
製品サイズ22.5 x 17.6 x 11 cm
重たさ1.58Kg
バッテリー8400mAh
解像度1920 x 1080対応
投影サイズ68インチ〜200インチ
投影比率1m:30インチ
2m:68インチ
3m:98インチ
4m:120インチ
6m:200インチ
ピント調節手動
台形補正手動上下方向のみ
輝度(明るさ)6,800ルーメン
端子類HDMI×2/USB/MicroSDカード/AUX
無線Wi-Fi/Bluetooth5.0
コントラスト比6000:1
メーカー保証購入後36ヶ月

15,800円の価格以上のスペックです。光源寿命について記載はありませんが、LEDを光源にしているため一般的なランプ式よりも寿命は長いはずです。

FANGOR F601実機レビュー|ちゃんと大画面が映る!

開封-外観

FANGOR F601を開封。

外装は期待してなかったけど、かなりしっかり。高級感あります。

同梱物はこちら

  • プロジェクター
  • HDMIケーブル
  • ACアダプター
  • リモコン
  • 取扱説明書(英語&日本語)
レンズを回してピント調整するタイプ

リモコンは蛍光で暗い部屋で光るので見つけやすいです。HDMIが付属しているのも嬉しいですね。

説明書はかなり細かく、親切に書かれています。

海外(中国)の製品にしては珍しいくらい丁寧な説明書。

天面はフェルト生地でファブリックな外観となっています。手触りも良いですね。

側面は網目状の模様。一部は内部につながり冷却ファン空調の通り道となっています。

電源のDCアダプターを繋げば内部バッテリーへの充電が開始され赤く光ります。ちょっと驚いたのは、本体とスマホをUSBでつなぐと充電ができること。8400mAhの大きなバッテリーが役に立ちますね。

重たさは1.58kg、大きさから想像した以上に軽い。

持ちやすいハンドルも付いています。

端子類は正面から右側面に集合

左から、イヤホンジャック/AV/MicroSD/HDMI1・2/USB

底に固定用ネジ穴があるので、天井固定や三脚を使って高さや角度を自由に調整することができます。

こんな感じで↓本体も軽いので安めの三脚でも安定性が高い。

セッティング|100インチで投影

では、実際にスクリーンへ投影します。

電源を入れると10秒ほどで操作可能に、まずは言語選択。

そして、どこかで見たことのあるアイコン…、これは、いいのか💧

まずは、HDMIを繋いでパソコンから出力してみます

大画面にしっかりと映せていますね。

HDMI入力では480〜1080までの解像度に対応2K・4Kには未対応なので、デバイスによっては出力する解像度を下げる必要があります。100インチを映すのに3mの距離が必要なのは「単焦点レンズ」ではない格安プロジェクターなので仕方がないところ(照射距離が短くなれば値段はドンと上がります)。

XGIMIの最新単焦点プロジェクターはこちらを参照(狭い部屋でも超大画面が実現します)

次にタブレットを接続します、タブレットやスマホは普段使っている充電ケーブルを繋ぐと必要な操作が画面で指示されます。Androidの場合はMiraplugというアプリを経由してミラーリングができるようになりました。

タブレットのミラーリングをしたところ

約3メートルの場所から100インチサイズで投影してみました。

ピント調整や台形補正は手動ですが、しっかりやればかなり綺麗に映すことができました。

最近は格安プロジェクターでも投影する機能はかなり高いですね♪

15,000円でこれだけ大画面に映せるなら

「たまにプロジェクターで映画を見たい」

「週末に子どもと大画面でゲームを楽しみたい」

が実現できて最高です。このバッテリー付きで旅行やキャンプ先でも使えるので楽しみの幅も広いですし。

自宅でプロジェクターの位置を頻回に変えないなら調整の手間も省けるので格安でも満足できます。

明るさを部屋の明るさ別に比較

次は部屋を明るくしてどれくらい見れるのか確認してみます。

一般的に、昼間に使うプロジェクターなら3000ルーメン以上は必要です。

その点、F-601の輝度(明るさ)は、6,800ルーメン。十分な明るさがあるはずです。

輝度計を使って部屋の明るさと見やすさを計測しました。

さすがに照明を全開にするとほとんど見えません。これは反射する光を見るプロジェクターの宿命です。打開するには大きなディスプレイを買うしかありません。

明るさを落とすと30LUXあたりからクッキリと画面が見えるようになってきました

昼間の部屋でもカーテンを閉めれば20LUXぐらいなので、昼でもハッキリとした映像を映すことができます。

FANGOR F-601の良くないところ

F-601は明るく画像をよく映せることがわかりました。

しかし、当然ながらこの価格ゆえに仕方ないところもあります。

普段使っている5〜10万円台の製品と1.5万円のこの商品を比べるのもナンセンスですが、やはり気になる点がチラホラ。

FANGOR以外の格安プロジェクターも同じような欠点がありますので、格安モデルを購入するなら以下の部分をご理解ください。

  • ピント、明るさにムラがある
  • ヨコの台形補正ができない
  • 駆動音が大きい
  • 操作性がよくない

順に説明します

ピント、明るさにムラがある

格安プロジェクターはレンズが巨大なものが多く、中央でピントを合わせても画面端ではボヤけてしまうことがあります。

F-601も同様に中央の文字は読めるが下の文字は読みにくい。という現象が起きています。

端の方はぼやけています

これは投影する角度によっても差が大きく、正面から映せばだいぶマシ、斜めから写せばかなりボヤけてしまいます。

F-601には横方向の歪みを補正する「水平台形補正」はありません。なので、綺麗な長方形のスクリーンを写す場合は必ず真正面から投影する必要があります。

設置場所が天井や高所の場合は良いのですが、真正面にプロジェクターを配置すると見る人の位置が限られてしまいます。横方向の補正機能は搭載しててほしいところです。

ファンの駆動音が大きい

ミドルクラス以上のプロジェクターでは標準となりつつある静音設計も、格安プロジェクターではまだ搭載されていません。

電源を入れた瞬間から内部のファンが回りはじめます。

騒音計測アプリでは39dB、扇風機の強レベルの音量です。

駆動音は映画の静かなシーンで耳に付くので気になります。Mogoシリーズで測定した時は20dBていどだったので、比べると違いが顕著です。

ただ、イヤホンやヘッドホンを使えばこの駆動音は気にならなくなります。さすがにそこまで大きい音じゃありません。Bluetoothも出力できるので、無線で音を聞くこともできます。そうすればそんなに問題はありません。

操作性が良くない、Android TVは神

Androidベースのプロジェクターが主流になりつつある中、このOSの使いにくさは疲れてしまいます。最初のうちはどうすれば画面を調整できるのか、USB内のコンテンツが再生できるのか分かりませんでした。普段は使いやすいAndroidTVを搭載したモデルを使っているため、この操作性はややストレスを感じます。

この点に関しては、HDMIにFire stickTVを挿せば解決します。Fire stickはアプリが見やすく、音声入力もできるため格段に使いやすくなります。

また、付属する赤外線リモコンには「画面の拡大・縮小」「歪み補正」のワンタッチボタンがあり、手元で調整できるため悪くありません。

本体上面にも物理ボタンがあり、プロジェクターの位置を調整をしながらセッティングすることができます。

FANGOR F-601 まとめ

今回はAmazonのプロジェクターランキングで常に上位にあるFANGORのバッテリー内蔵モデル「F-601」を購入しレビューしました。

MoGoシリーズなど、5万以上するモデルと比べると

  • 画質の均一性
  • ピント調整やセッティングの手間
  • ファンが回る音の大きさ

などで劣るものの「大きく画面を映す」ことに関しては十分であることが分かりました。

毎日は使わないから暗い部屋で大画面にできればいい

という方にはFANGORはコスパが高くおすすめです。

しかし反対に、これからプロジェクターでたくさん遊びたい!という方は、少し奮発してANKERやXGIMIのプロジェクターを購入しないと画質や操作性で確実に後悔します。

当然ですが、機能と価格は比例しているので「使い方」に合った商品選びが大切です。

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