この記事では、Ankerのヘッドホン”Soundcore Life Q30”について、前作”Q20”との違いや大きく進化したポイントを解説します。
待望のSoundCoreアプリに対応し、長時間使用で耳が痛くなることがなく、会話中のノイズキャンセルも付いて会議にも使えます。そんなデスクワーク・在宅ワークにオススメな高性能ヘッドホンが9000円と破格の価格で発売!
- ノイズキャンセル!
- 外音取り込み!
- ハイレゾ音源対応!
これで一万円未満はヤバい、Ankerは毎度まいど、コスパが高いです

比較対象のQ20はこちら↓

Anker life Q30 と Q20 仕様を比較
life Q30 | life Q20 | |
デザイン | ![]() | ![]() |
税込価格 | 8,990円 | 5,990円 |
再生可能時間 | 最大40時間 | 最大40時間 |
充電端子 | USB type C | Micro USB |
充電時間 | 2時間 | 3時間 |
アクティブ ノイズキャンセリング | あり ・外出モード ・交通機関モード ・室内モード ・外部音取り込み | あり (ON/OFF) |
SoundCoreアプリ | 対応 | 非対応 |
同時接続台数 | 最大2台 | 最大2台 |
付属ケース | ハードケース | ソフトケース |
ハイレゾ対応 | 有線接続 | 有線接続 |
ドライバー | 40mm | 40mm |
ストアリンク | 口コミをみる | 口コミをみる |
3000円の価格差はありながらも、Q30がグレードアップされているのが分かりますね。側面から見える大きな「d」もいい感じです。
そして、待ちに待ったSoundcoreアプリにシリーズ初対応!
20種類以上のイコライザーやパーソナルカスタマイズなど、最大のアップデートです。
ここからはQ30で進化した所について、さらに詳しく解説を行っていきます。
life Q30で進化したポイント
進化したのは
- SoundCoreアプリに対応!
- アクティブノイズキャンセリング
- 外音取り込みモード
- NFCペアリングに対応!
順に説明します
SoundCoreアプリに対応し音質調整が可能
Q30の発表でもっとも盛り上がったのがこの「SoundCoreアプリ」への対応です。これまでのAnker製品の中でも最新型のみが対応してきたこのアプリ。Androidならウィジェットに対応しているので使い勝手も良好。
繋げれば、音質調整やモードの切り替えなど、出来ることの幅が大きく広がるAnker製品最大のアップグレードです。

life Q30では待望のSoundCoreアプリに対応、ノイズキャンセリング・モードの選択や、20以上のイコライザーで、お好みに合わせて音質の調整が可能になりました。
また、音質の調整だけでなく、入眠時にヒーリング音楽をアプリから再生する「睡眠モード」にも対応しています。

ヒーリングサウンドとノイズキャンセリングの相性は抜群で、電車や飛行機など、移動時のストレス解消に効果的です。
周囲の環境に最適化されたアクティブノイズキャンセリング

Q20とQ30はどちらもアクティブノイズキャンセリングを搭載していますが、その機能性はQ30が大きく進化!
周囲の音の種類に最適化させた以下の3つのモード

- 屋外モード
自動車の走行音や風の音など外出先での周囲のノイズを低減します。 - 屋内モード
乗り物のエンジン音や路面騒音などの低周波ノイズを最小限に抑えます。 - 交通機関モード
乗り物のエンジン音や路面騒音などの低周波ノイズを最小限に抑えます。
周囲の環境音に対してこれらのモードを使い分けることでより高品質な音楽体験ができると期待できますね。
また、音楽を聴きながら周囲の音も聞こえる「外音取り込みモード」も搭載、店内放送や電車内のアナウンスなど、聞き逃したくない音を取り込むことができます。
お昼間の作業中なんかは音楽を聞きながら玄関のチャイムも聞こえると便利ですよね。
充電端子はUSBタイプCを搭載 急速充電に対応!
Q20で不評だったMicroUSBがQ30ではtypeCへグレードアップしました。これで、Ankerのヘッドホンでは「Q30がtypeCとアクティブノイズキャンセリングを搭載した唯一の機種」となります。
今や大抵の新製品はtypeCを搭載していますし、「初代Q10は既にtypeCだったのになぜ?」といった不満が噴出していたので当然でしょう。これで、typeCケーブルのみのスマートなガジェット環境に近づくことができますね。
typeCの恩恵は急速充電にも表れています。これまでQ20で3時間かかっていた充電がQ30では50%高速化され2時間でチャージ完了、一本のケーブルですぐに他のデバイスを充電することもできます。
NFCペアリングで接続が簡単に
これで、接続のたびに再起動する必要がありません。

お使いのBluetooth機器がNFCに対応している場合は、本製品とのペアリングをより簡単に行うことができます。
1. お使いのBluetooth機器でNFC機能を有効にしてください。
2. ヘッドホンのパネル (右耳) にBluetooth機器を接触させてください。
残念なところは「折り畳み」ではなくなった点
さまざまなグレードアップが図られたQ30ですが、一点だけ残念なポイントがあります。
それは「折り畳みが出来なくなり格納性が悪くなったこと」

歴代のQ10とQ20は、本体を内側に折り込み小さく収納することができましたが、Q30ではイヤーパットの向きを変えるていどしか出来ません。そのため荷物として大きくなってしまったのが残念なポイントです。個人的に気になるのはここぐらい(Q10のコンパクトさが好きなので)、その分ハードケースが付いているので、裸で持ち運んで傷つける心配はなさそうです。


SoundCore life Q30の最新レビューを調査
✔︎ Q30を既に購入した人たちの声を調査してみました
ノイズキャンセル性能は必要十分といった感じです。
AKG Y600と同等程度だと思います。
ヘッドホンは軽く装着感がとても良いです。側圧も強くなく眼鏡をかけていても痛くありません。
外観はプラスティックで質感は安っぽく感じますがきれいにまとまったデザインだと思います。音質は良いです。
初期状態ではイコライザーがプリセットデフォルトとなっているが、ドンシャリが強くフラットに変更するとバランスが良い音質となった。
プリセットイコライザーでの音質変更が効果的でそれぞれの違いがよくわかり音質調整の幅は広いと感じました。外観の安っぽさを除けば高価格帯のヘッドホンにも対抗できそうです。レビューより抜粋
買ってよかったの一言しか出てこない
私はそこまで音質に詳しいわけではありませんが、重低音がしっかりしてて、イコライザー設定も容易で素人にも扱いやすいと思います。また室内だけですがノイズキャンセリング機能もしっかり機能していて、日常会話程度の話し声ぐらいなら気になりませんでした。レビューより抜粋
普段は据置アンプ通して有線ヘッドホンで音楽聴いてます。電源ケーブル、ヘッドホンケーブル、ヘッドホン本体等はこだわりがあり、そこそこ良い物使ってます。市場に出回っている無線ヘッドホンの音質に何か求めることはありませんが、利便性に魅力を感じました。
スマホGalaxy Note 10+からAmazon Music利用して聴いてみたところ、他の有名メーカの無線ヘッドホンと差程目立つような差は見受けられませんでした。結局、The無線って感じの音質でした。良いと感じたのは、SONYのWH-1000XM3より低域は控えめで自然体、そこは好印象でした。クラシックなどを作業中のBGM代わりに良く聴いてますが、このぐらいの音質の方が作業に集中出来るので調度良いです。
ノイズキャンセリング機能について
ノイズキャンセリング機能はそこそこですね。うるさい中華屋でツマミ食べながらビール飲んで読書したのですが、周辺の話し声やラジオの音を7割ぐらいカットしてくれました。個人的に100%カットされると困るのでちょうど良かったです。また、電車内でNetflixなどの動画を視聴しましたが、騒音をちゃんとフィルタしてくれて、動画に集中出来たのは良かったです。低価格で充実した機能制と普通の音質なら買って良いと思います。少なくとも私は満足出来ました。レビューより抜粋

まとめ:行き着いた感のあるQ30 SoundCore life史をおさらい
Ankerのブルートゥースヘッドホンはこれまで
- Q10:有線でハイレゾ対応・typeC搭載
- Q20:有線でハイレゾ対応・ノイズキャンセリング搭載
- Q30:上記に加えてアプリ対応、ノイズキャンセリングに3モード搭載
といったように進化をしてきました。Q30では遂にtypeCとアクティブノイズキャンセリングが一体化。それでいて9,000円未満と破格の値段設定で、Ankerらしいコスパの良さを実現しています。
もっとも大きな違いは”SoundCore”アプリへの対応で、ドライバーは全て40mmと変わりないものの音質の調整で好みの環境を作ることができます。
発売キャンペーン20%OFFの限定販売はすぐに完売しましたが、これから安定供給されていくものとみられます。
Ankerから発売されたノイキャン製品は他にもあるのをご存知ですか?このQ30とほぼ同時にイヤホン型の製品が同時に発売されました。こちらの記事ではその3つを比較していますので、よければご参照ください。
